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日常生活に役立つ脳の知識

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日常生活に役立つ脳の知識についてまとめております。 学術論文や、第一線分野の人たちの知見をまとめたエビデンスベースの情報をご提供いたします。
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【覚えておきたい!?日常生活に重要な3/60種類の脳内ホルモン】

セロトニン:幸福感
ノルアドレナリン:注意力、判断力
ドーパミン:やる気

『食事の栄養素(タンパク質、ビタミン、鉄・亜鉛、ミネラル、脂質)を元に、運動中や睡眠中に分泌される』

(心療内科医 姫野友美)

【成長には良きパートナーが大切】

脳には周囲の人の言動を無意識のうちに模倣してしまう
神経細胞(ミラーニューロン)がある

また、成長とは人との関係性によってもたらされる
自分を高めてくれる相手と出会うことで成長は加速する

(ミラーニューロン)

【ストレスをポジティブに捉えることでパフォーマンスが高まる】

スピーチ前に感じるストレスを「楽しくなってきた」とポジティブに解釈するグループは、17~22%パフォーマンスが向上

「ストレスの捉え方、言語化で感情の再構築が可能」


(リアプレイザル アリソン・ブルックス)

【100の意思決定をなくすための1つの意思決定をすることが成功への近道!?】

不完全な情報しかない状態で意思決定を迫られ続けると、
脳の処理能力に負荷がかかり、ミス率と諦める割合が高くなる

やらないこと等の原則を定めることで判断を減らすことができる

(ティム・フェリス)

【何気なくスマホを操作しながら起こる6つの衝動買い欲求の正体】

1より安心安全なものに反応
2より自分にぴったりだと思うものに反応
3お得なものに反応
4売れているものや、第三者が推奨するものに反応
5知らなかったものや興味をそそるものに反応
6買い物の労力を減らせることに反応

【人の情報探索をかき立てる8つの動機】

①気晴らしさせて/②学ばせて/③みんなの教えて/④ニンマリさせて
⑤納得させて/⑥解決させて/⑦心づもりさせて/⑧答え合わせさせて

『人は選択肢を探る、選択肢を固めるために検索を行う』

(バタフライ・サーキット)

【同時に集中できるリソースは私たちの中で限られている!?】 最初に提示された情報を処理するために「注意資源」が多く使われてしまい、 後続の情報の処理に必要な資源が足りなくなる (資源剥奪モデル) 一方で、多くの不要な情報の中から脳が注意を振り分ける理論もある (選択モデル)

【私たちのやる気は、待ち時間によって削がれてしまう!?】

ドーパミン受容体の研究

労力のコストがあっても、報酬のために、
やる気を高め行動につなげる

時間を待つコストがあると、報酬があっても、
インセンティブ効果を弱めてやる気を下げる

(量研 堀由紀子/南本敬史)

【人間の脳は努力できる脳と努力できない脳の2つがある】

人間の脳の構造は先天的に決まっている

-努力できる脳:報酬系を求める左線条体と前頭前皮質腹内側部が活発に働くが、損得感情を計算する島美質が不活発

-努力できない脳:上記と逆の働きをする

(ヴィンダービルト大学)