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日常生活に役立つ脳の知識

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日常生活に役立つ脳の知識についてまとめております。 学術論文や、第一線分野の人たちの知見をまとめたエビデンスベースの情報をご提供いたします。
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#学び

【覚えておきたい!?日常生活に重要な3/60種類の脳内ホルモン】

セロトニン:幸福感
ノルアドレナリン:注意力、判断力
ドーパミン:やる気

『食事の栄養素(タンパク質、ビタミン、鉄・亜鉛、ミネラル、脂質)を元に、運動中や睡眠中に分泌される』

(心療内科医 姫野友美)

【「特定」するほうが援助/サポートを受けやすい】

集団より個人ができる方が援助を受けやすい
統計データよりも顔や名前、その他の詳しい状況を知ることで人は動かされる

また、自分1人が行動を起こすことで相手を確実に救えるかどうかが判断のポイント

(身元のわかる犠牲者効果)

【近年わかってきた科学的な学習方法】

理想的なインプットとアウトプットの比率は3:7
夜にインプットして朝にアウトプットする

(コロンビア大学)

1.レベルに合わせた短い動画を見る
2.人と対面して、ディスカッションなど実践する

(反転学習)

【同じことを何度も確認したがるのは、コンプレックスを抱いている証拠!?】

理想的でない、不満があるといったときに
脳の前帯状皮質が働く

深層心理に、自己嫌悪や自己肯定感の低さをもつ前帯状皮質が働く人ほど
同じことを何度も確認する

(グラーツ大学 エマニュエル・ヤウク)

【使い方に気をつけたい?SNS依存のデメリット】

SNS上の価値観の似た者同士で交流し共感し合うことにより、
その集団に属する自分の意見が増幅・強化される
(エコーチェンバー現象)

SNSは長期にわたって過度に使うと、不安や鬱を引き起こす
(心理療法士 ジェニファーパーク)

【平均的な容姿が私たちにとって魅力的に見える理由?】

人間は、たくさんの視覚刺激を与えられると、
その特徴を平均的なレベルでひとまとめにして知覚する

多くの顔の特徴をもとに合成された平均的な顔は、多くの人から魅力的に見える

(アンサンブル効果)