「天気の子」の作品としての考察
天気の子について考えられる限りの考察をしてみました。物語としてではなく表現技法や狙い、演出などの細かい難癖です。基本的にすべて孔明の罠論調なのでご理解ください。
【はじめに】作品としての感想「新海さんは多分この3年間で嫌なことがあったんだろう」というのが映画を見ての率直な感想。天気を題材にするきっかけは前作「君の名は。」のプロモーションで忙しい日々を過ごしている際にふと思いついたとインタビューでも語っているので少なからずその傾向はあったであろう。前作が空前のヒットとなり環境