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子ども産んだら、良く生きたくなった話

1月に待望の第一子を出産しました。もう可愛すぎます。妊娠する前は子ども苦手だし大丈夫かなーなんて思っていましたが可愛すぎてそんな心配は全く必要ありませんでした。

出産って人生の中ですごく大きなことだと思っていて、産んだら世界が変わるとかもたまに聞くので、どんな変化があるのだろう?と楽しみにしていたのですが、私個人の性格はほぼ変わらず、人間そんな簡単には変われないなぁと少しがっかりもしています。笑
性格に関しては、なりたい自分に向けて地道に努力していくしかないですね。

でも自分の中の変化として、「良く生きたい」という思いが強くなりました。
政治とか環境問題とかすごく関心が出てきて。NPOで働いているので、もともと社会問題には関心があった方だと思うんですが、それでも産む前とは桁違いくらいに。

どれくらい違うかというと行動が変わりました。
新生児期が終わって里帰りから戻り、家族三人の暮らしにも慣れてきた頃がちょうど緊急事態宣言の時期。「緊急事態宣言にかこつけて、国会で良からぬ法案を通そうとしている!」などとtwitterで見かけて、おやと思って調べてみたことがありました。
結局だいぶ偏った意見が多かったので自分で調べてみて、この内容には反対だなと思ったことについては、意見書を作成して議員の事務所にFAXしてみました。(党のHPのフォームよりもFAXの方が有力というのを聞いてネットFAXを使ってみた。FAXのが有力ってなんなん、とは思う)

あと環境問題についても少しずつ勉強&実行し始めました。
分からないことが多くて(例えばなぜプラを削減したほうがいいの?とか、日本はかなりリサイクルしているんじゃないの?とか)、まだまだ勉強しなければとは思いますが、勉強だけしていても仕方がないのでとりあえずの結論として「ごみを減らす・プラスチックを減らす」ことを目標としています。
これについてはまた別で書きたいと思いますが、実践しようと思ってまず最初に、使い捨てプラの多さに驚愕しました。
ごみゼロに向けての取り組みは、「ゼロ・ウェイスト・ホーム」という本の徹底ぶりとぶっ飛び具合がとても素晴らしいのでおすすめです。

https://www.amazon.co.jp/dp/B08QZ8Y1VF/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_Nui7Fb03J2VKY

こんな感じのアクションをし始めた2020年でした。
単純に育休中で時間があったというのもあるけど、自分の子どもが育っていく社会がより良いものであってほしいという思いがすごく強くなりました。
以前に「こんな世の中で子どもを産むなんて親のエゴ」みたいな意見を目にしたことがあり、しばらく落ち込んでいたのですが、娘が生まれてきてよかった、楽しいよ!と思えるように、親としても先に生きている大人としてもアクションしていきたいと思う最近です。

そしてかわいい子どもと離れて働くなら、自分にとって意義があると思える仕事じゃないと無理だなーとも。そういう意味でも、今の仕事にとっても満足しているし、もっと頑張りたいなと思ってます。

生活者として大人としての責任を、子どもを持って初めて意識するというのはなんとも情けないことだなと思いますが、少しは前進した自分におつかれさま、来年も頑張ろうねと言いたい。



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