147 長崎原爆の日

NHKで「長崎平和祈念式典」を拝見しました。

例年、被爆地長崎にとって、式典会場以外にも世界各国から「核兵器のない平和な地球」を求める人々が集まる、最も大切な催しです。

長崎市長による「平和宣言(市民総意で草案)」と被爆者による「平和への誓い」は今を生きる者の心に迫るものがあります。

「入市被爆」という言葉があります。母方の祖母(故人)もその1人。妊娠10カ月だったが、親戚を捜して爆心地(長崎市城山地区)を歩いた。がれきの原子野には誰もおらず、黒こげの死体が散乱していた。あちこち、まだ燻っていた。併せて戦前、戦後の壮絶な生きざま。

母は「胎内被爆」になります。被爆者手帳を持ちます。今年10月で76歳。被爆者最後の世代になります。幸に今も元気で、毎日、パンを焼いて暮らしています。

今日は「長崎原爆の日」。

日々挑み、生きた証を残したい。




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