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「目次」はいらない。

自分の思いをつづるブログなどの日々の主張系文章に目次はいらない。小見出しでよい、とアドバイスしている。

ブログは随筆に近く、論文でもなく、発表資料でもない。ただただ、好きに書けばよい。何の反応が無くても、明日はまた書くもの。

読者目線での目次なのか、自分の考えをきれいにまとめるための目次なのか。はたまた、字数を稼ぐためなのか

実は、目次こそ、その人の文章力や着眼点が問われるので、あえて勝負をしなくてよいと伝えている。

一番大事なのは記事の内容だ。

新聞社では、目次と見出しはほぼ同意語。

現場の記者が記事を出し、本社のデスクが手直しした記事に的確な見出しをつけ、紙面レイアウトを考えるプロ集団が整理部。

現場記者の経験もある。1面や社会面は突然の国内外の事件事故で紙面の内容が大幅に変わるが、常に冷静沈着な皆様だ。

私が作る仮見出しは採用されたことがほとんどなかった。

あの方々を「整理記者」と呼ぶ。

やさしい口ぶりでも、呼ばれると、緊張したものだ。


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