121 若い人材の活躍の場

これから世に出る若い人材には、既存事業を引き継がせるのではなく、社内の誰も気づかなかった、もしくは、気づいても本腰で手をつけてこなかった新たな事業の開発に投入させてほしい。

IT時代で世界につながるのに、われわれ大人はどうしても、新たなことが苦手で、あきらめがち。過去の成功経験が好きな人も多い。

豆本高校生記者や大学生記者と一緒に飲食店取材をしていて、発想の豊かさや過去を知らぬ自由さ、好きなことへの集中力の高さを感じる。

未来を切り拓く力では、自分が既に軽く抜かれていることに気づくのが楽しくもある。

まちづくりにおいても、過去の経験値や技術が活性化の芽を摘むこともある。毎年同じようなことをしてしまい、その町から若者が流れ出る。


■スイーツを撮る豆本大学生記者の2人=山口県周防大島町、カフェミサキ

本日の気づき。

若者に好きにやらせる度量とやさしさが「豆本」にはあるのかもしれない。

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