241 高校生の写真

高齢者でも、スマートフォンが暮らしの中で必須な時代(入院先でも)を迎えました。

高校生は特にです。「スマホを持たせない」とはもう親が言えません。例えば、スタバの季節商品が登場すると、素早く商品写真を撮り、SNSに上げて皆で楽しんでいます。

私の豆本取材に参加する高校生の写真は総じて、うまいです。日々撮っていることが分かります。

ただ、書店発売をするグルメ豆本に使う写真にはルールがあります。構図が大事。なんでもよいわけではない。

9月発刊の「北九州若松グルメ豆本」のデザイン制作が始まりました。

実に、惜しい写真が多い。

美味しそうな料理写真をどアップで撮りすぎる。どうしても寄りすぎる。その結果として、端が切れてしまう。お皿も端が切れてる。

事前の説明でそのことを伝えているのですが、いざ飲食店に取材に行くと、緊張もするし、難しいですよね。

でもですね、よい写真も多くあります。

デザイナーの1人が褒めた写真はこちら↓

北九州市若松区塩屋
Hibihan Crepe


どこがよいかというと、
空いたスペースに文字(キャッチやテキスト)を入れることができる。

雑誌の場合、左ページは右側、右ページは左側が必ず中央部に織り込まれるので、余白が必要となります。

この写真は左ページ(偶数ページ)に配置します。1枚写真でドーンと使います。

素晴らしいです。


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