豆本は署名記事にこだわる
オリンピックをめぐり、心ない私見を繰り返す日本人の匿名SNS愛好者。
世界的にみて、日本人は、一部のスポーツ選手や国際人を除き、自分の思いを表さない民族とされているが、こと、SNSの世界では匿名で積極的発言を繰り返している。
元来、ざん言や密告が好きな島国人の側面もあるかもしれない。
オリンピックのときだけ、にわか評論家が増える。私もその1人。仕事以外で、中総体やインターハイを見に行ったこともないのに。
それなのに、日本国代表選手を批判する。その人や家族に会ったこともないのに。
アメリカの大谷さんもそう。まだまだ伸びる成功者なのに、いつも、何かをいわれている。
なぜ、自分の名前で意見を述べないのか。
生まれてこの方、自分の意見を人前で話さず、その他、多数で生きてきた癖だろうか。
私はかつて考古学者を目指した。
戦国時代、名のある武将は、自分の名を名乗り、一騎打ちを好んだ。逃げなかった。
今、大阪の新しいホテルで朝食を楽しんでいる。後方の席は外国人で、英語での会話が聞こえてくる。
それでは、今朝の結論。
55歳の自分のやれること。
私の豆本(これまでに6冊発刊)では、高校生や大学生も自分の名前を出して、記事を書き、写真を撮ります。
もちろん、無理な人はそれでよいです。
署名は、責任感を育む。紙媒体は数百年後も残るので、歴史に名を残す。
若人はそれでグッと成長します。
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