カーブはうまく曲がれない~不器用社会人の通う自動車学校~②
自己肯定感の低い人間が、必ずしもプライドが低いとは限らない。これは私が常々思う事であり、同時に自己紹介文でもある。低い自己肯定感がプライドという服を着ているような人間。それが私であると思う。
昔から、褒められることは少なかった。勉強は人並みで運動神経は悪い。得意だと思っていた美術科目も、常にクラスと学年に自分より優れ、自分より目を引く物を作る人が傍にいた。そうして、自信をもって飾っていたソレを、自身より秀で、褒められる相手の隣で晒しているのがだんだん恥ずかしくなって、人