おむすびころりん1億個から食品ロスを考える
ACジャパンのこちらのCMは見たことがあるだろうか。
おむすびころりん1億個 という
なんともキャッチーなフレーズ。
あの有名なおむすびころりんのお話を借りて、食品ロスを減らそうと呼びかけるキャンペーンである。
キャラクターがなんとも愛らしく、予想外の展開にも釘付けになってしまう。子供にも分かりやすく、ユーモアもある。
現在日本の一日の食品廃棄量は、まだ食べられるおむすびを私たちがひとりひとつずつ捨てている量に相当するらしい。
日本人はとかくお米には頭が上がらない。おむすびは痛がったり悲鳴を上げたりしないのに、踏みつけろと言われて躊躇いなく踏みつけることができる人は少ないだろうという、伊集院光さんの発言には共感した人も多いだろう。
お米には神が宿っているという思想が根本にある。
そんなおむすびを一日1億個も廃棄しているという現実。これはなかなか日本人の懐にぐさっとくる秀逸な広告なのではないか、とひとりでスタンディングオベーションをしたい気持ち。
手軽に食べ物が手に入る時代には、ひとりひとりの食べ物との向き合い方が大切だ。
子供にも分かりやすいこのCMは、食品ロスへの関心を広めるのに大いに役立っているのだろう。
今回はハスつかさんのこちらの企画に向けて書かせていただきました!いつもおいしそ〜なおむすび情報満載!
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