こどもへの非モテ的声かけとモテママの声かけ

先日こどもの3.4ヶ月検診が保健所であった。

受付時間が何人かごとにわかれていて、待合所に人が溜まらないようになっていたり、椅子を立つたびに消毒する係の方がいらっしゃって、コロナに配慮した体制に感謝ながら身体測定・診察をまわっていたときのこと。

ウェーブのかかった長い茶髪をラフにクリップで後ろで留めて、スキニーパンツにビーサンを履いたこなれた感じの海が似合いそうなママが、服を着せながら男の子と思われる子どもにこういったのだ。

「はーい、○○くん💕今日は可愛い女の子がたくさんいるから、かっこいいお洋服に着替えようねー♪○○くん、世界一かっこいい！！」

非モテな学生時代を送ってきた私には頭をがーんと殴られたような衝撃が。

こんな声かけがあるのか！！！

そのとき私のムスコへの声かけはこんな感じ。

「先生のもしもし、泣かないでがんばったねー。終わったからお着替えして帰ろうねー」

まわりの女の子のことなんて、1mmも考えてなかったよ。

オトナになるまでの毎日の声かけが子どもの一部になるから、そりゃ色んなオトナになるよね。

そのママはとっても楽しそうにムスコくんと話をしながら服を着せていて、素敵だった。