Vol.22ひまわりのように。
過去の自分は、恋愛のことになると、それしか見えなくなって、
自分でもよくわからないくらい、自分がどこかへいってしまうことがあった。
相手に好かれよう。
相手に気に入られよう。
相手に甘えたい。甘えられたい。
自分を必要としてほしかった。
そこに、自分の存在価値を見出していた。
1年半前、ある繋がりである人から、
「あなたって、他人軸だよね。」と言われた。
ものすごく、衝撃が走った。
・・・今までの自分はいったい、なんだったのだろう。
自分はどこに向かおうとしているのだろう。
自分は、どんな人間なんだろう・・・。
そんなことを考え続けて、1年半が経とうとしている。
わたしは、変わった。
今の自分が好きだ。
誰に媚びるわけでもなく、ありのままの姿をさらけ出せる。
相手の機嫌を伺うのではなく、自分の思ったことを相手に伝える。
先の未来の不安を感じたときは、そんな自分をよしとする。
昔からまわりへの感謝や、誰かの役に立ちたいという貢献の心は持ち合わせていたけれど、それだけじゃない。
自分をまず一番に考え、見つめ、認め、愛したうえで、そのエネルギーを相手にもおすそ分けする感じが今のわたし。
空っぽではない、満たされた自分がいるから、相手にも惜しみなくささげることができる。
わたしは、そんなわたしが好きだ。
自分の発するエネルギーが自然とまわりに浸透し、周りの人が笑顔になってくれるなら、それがわたしの本望だ。
ひまわりのように、見た人が元気になる、よし、わたしも頑張ろうと思える。
そんな人に、わたしはなりたい。
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