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Vol.24「死」と「生」。

自分にとって、「死」とはなにか。

わたしはつねづね、「後悔しない人生を生きる」と誓って日々を生きている。

生きていく中で無駄なことなんてひとつもない、とわたしは思う。

28年間生きてきたけれど、いろんなことがあった。

小さいころから勉強や運動を割とそつなくこなし、自分のことをオールラウンダーだと思う反面、何も突出したものがない、つまらない人間だと思った学生時代も。

人生初めての挫折を味わった大学受験も。

理想と現実のギャップをこれでもかと思い知らされた教員時代も。

自分の中の「なにか」が壊れそうで、自分の心を守るために療養休暇をとったことも。

子どもたちと笑いあった、あの日々も。

なにひとつ、無駄なことなんてなかった。

なにひとつ、中途半端な気持ちでやったことはなかった。

いつも、全力だった。

でも今思うことがある。

「後悔しない人生」って、難しい。

でも、「納得いく人生」はできるんじゃないか。

納得いく人生ってなんだろう?

わたしは、自分の頭で考え、自分の思いを貫き、自分の思いを伝えることだと思う。

それは、そんなに簡単なものじゃない。

でも、それをやらなかったら?

それこそ、後悔する。

好意を寄せる相手に自分の気持ちを伝えること。

普段、当たり前に隣にいる家族に感謝を伝えること。

自分の人生に責任をもちながらも、二度とない人生を楽しみぬくこと。

全部、自分が決めたらできること。


だからこそ、わたしはこの一瞬一瞬を噛みしめて、大切に生きていく。


自分にとっての「死」とは、正直に、まっすぐ生きること。

これがわたしの人生だ、と胸を張って生きること。

そして、まわりの人への感謝を忘れないこと。


「死」と「生」は隣り合わせだからこそ、どちらも抱きしめて、胸に刻んで生きていく。



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