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【パーソナリティの声】太田かおりさん/熱気球パイロット

阪神淡路大震災を経験して地域のラジオ局の大切さをたくさんの人に伝えたいとおもいました

私は今、宇治に住んでいるのですが、もともとは兵庫県出身で阪神大震災を経験しています。阪神大震災が起きたときに実際に自分の身を守るために、机の下にもぐりながら妹と一緒にラジオを聴いて情報を得ていた経験があるんです。その時は本当に大きな単位でしかラジオ局がなかったので、地域にラジオ局があって、実際に何かあった時に、その地域に合わせたラジオ放送を通して情報を得られるということがすごく大事だなと思っています。だから、何かあった時に「ラジオを聴こう」と思う人を増やすということは、もしかしたら私がしなければならない一つのミッションなのかな、と勝手に一人で思い込んで(笑)参加をして今に至っています。

ママ夢ラジオ宇治のパーソナリティたち

実際にラジオ制作に参加してみて、私をはじめ、宇治チームのメンバーみんながラジオ制作に関わったことがない、全くの素人で。さらに一番最初のミーティングで顔を合わせた時に、放送エリアに住んでいたのは私一人だったので「それでどうやってラジオを作るんよ」って、自分自身でプレッシャーを感じてしまって…
「これはやばい、私が頑張らな絶対あかんわ!」とすごく思ったんですが、いざ滑り出してみたらみんなでああだこうだ話をしながら、今もラジオ制作をしています。

NHK京都「こえきくラボ」にも出演しました

宇治チームは、自分自身のスキルを上げていこうという気持ちを持っている方が多くて、今まで全然経験のなかった人が「じゃあ私ちょっとやってみるわ!」ってYouTubeを制作し始めて、YouTubeを公開しています。

私自身が実際にやってみて、本当に地域に目を向けるようになりました。こういうところにはこういうものがあって、こういう人がいるんだということがよくわかるようになってきましたし、せっかくこんなにいいところがあるのに、まだ全然他のみなさんが知らないなら、私たちが伝えていかなければっていう想いもたくさん持つようになりました。

もちろん子どもを育てる、家族を守るっていう大前提があるなかで、私も何か地域に参加して地域の、社会の一員として何かできることがあるんじゃないかなって本当に思うようになりました。

太田さんは熱気球パイロットとしても活躍しています



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