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岐阜県美濃市での保育園留学®いいところ・悪いところを本音トーク

保育園留学®も今日で最後。
すっかり保育園に慣れ、お友達もできたのに。
出会いがあれば別れもありますよね・・・。
今回はあまり検索しても出てこない、保育園留学に関する本音をいい部分、悪い部分でまとめました。
あくまでも個人の体験記です。
人によって感じ方が異なりますが、これから美濃に行ってみたいなぁと検討している方の参考になれば幸いです。

美濃市保育園留学のいいところ

まずはいいところから。といってもHPに掲載されていることはもう書きません。あくまで私が「いい!」と感じた部分をまとめてみました。

①美濃保育園の先生が最高


お迎え後にお友達と園庭でもうひと遊び

何といっても留学先の美濃保育園が良すぎます。
木育とか園の方針とかはキッチハイクのサイトで確認してほしいのですが、そういうの全部抜きにしても、とにかく先生がすんばらしいのです。
子どもを担当してくれたR先生はベテラン中のベテランといった雰囲気でとにかく温かい!
登園初日に私とバイバイタッチとぎゅーをする姿を見て「じゃあ先生も!」とうちの子をぎゅーっとハグ。
それがなんとも自然で、子どもは照れながらもにっこり顔。
すんなりと保育園の中に入っていきました。

また、迎えに行くと今日1日の子どもの様子を教えてくれるのですが
「こういうところが、いかにも子供らしくて本当にいいですね。」
「こんなことを言ってましたよ。私、〇〇くんと話すととっても楽しいです!」
など、普段私がちょっと面倒だなぁと思うポイントをほめてくれたり、楽しい、とポジティブに評価してくださるのです。
ほんと、いい!(語彙力)
他の先生たちも優しく、よそ者の我が家をほかの園児家族と変わらず接してくれるのがとてもうれしかったです。

また、お寺と繋がっているのでお迎え後はお友達たちとあっちこっち探検に。
ちょっとひやりとするところに登って行ったりしますがそれもまた冒険。
楽しそうにはしゃぐ子どもの顔を見ると毎日「よかったなぁ」と感じます。


②morinosが最高


公式HPより拝借

入場無料&駐車場無料!
ほぼルールなしの森のアソビバ。それがmorinosです。
「すべての人と森をつなぎ、森と暮らす楽しさと森林文化の豊かさを次の世代に伝えていく」というコンセプトのもと、2020年に誕生したそうです。
公式HPによると

サービスの受け手としてではなく、「一緒につくるメンバー(同志)」という意識を大切に。
お互いが気持ちよく過ごせるよう(つまりみんながHappyになるよう)優しさを忘れずに。
幸せも、感動も、知識も、技術も、みんなでシェアしましょう。

https://morinos.net/information/

こ、これはルールを作らずも自治するという点で橋の下世界音楽祭と全く一緒だ!とこっそり感動していました。
(橋の下世界音楽祭とは愛知県豊田市で行われるさまざまな民俗芸能や祭り文化も飲み込んだ「新しい祭り」の音楽イベントのこと。カルト的な人気を誇る。)
おっと、話がずれました。
とりあえずモリノスがどんなところか写真でお伝えします。

自由に工作できるコーナー。大工さんが好きなので大興奮
焚火コーナーで枝に刺したウインナーを焼く
山の斜面を駆けずり回ってます


おままごともできるし、ティピで焚火もできる

泥沼の上で船遊び!?

どうですか!!?!めちゃよくないですか!?!?!(語彙力)
あと火付け体験もさせてもらったのですが、初めから回答を言わず、道具だけ渡されてあれこれと試行錯誤する時間がもらえました。
子供にとってすごくいい経験、というか大人のほうが夢中になってたかもしれません。
近所に欲しいです。
モリノスで遊ぶ子どもたちはどろんこ遊びしたり、森の中で隠れ家を造ったり、木を並べてオリジナルの遊びを考えたりと自由気まま。知り合いでなくても、時には助け合う一面も見られました。
いやー、とってもよかったです!

③夜早く店が閉まるのが最高


夜のうだつの街

「え、それのどこがいいの?」と思うかもしれませんが、なんだかこれがとてもよかったのです。
だって夜5時過ぎたらみんな閉めるんですよ店を。
めっちゃ人間らしいって感じたんです。
都心部では感じられない夜らしい夜。
子どもが「暗いし家に帰る。そして寝る。」と本能的に感じとったのか、いつまででも外で遊びたがっていたのに、こっちにきて素直に帰るようになったのです。
あと、コンビニがないのも最高って思いました。
だって子どもに『お菓子買って!』とか言われないから。
不便だからこそいい感じ。
それを実感することができる美濃の街です。
そんな感じだから星空がめっちゃきれいですよ。

美濃市の保育園留学の悪いところ

次は悪いところをまとめましたが、基本施設についての不満ですね。

NIPPONIAは段差が多い&土間&触ったらやばそうなものばかり


触ったらやばそうな照明

素敵な古民家改装ホテルですが、なんてったってリビングが土間なのがいただけません。
うちの子はもう5歳なので問題ありませんが、留学仲間のファミリーは9か月の赤ちゃんがいます。
赤ちゃんに土間って・・・試練ですか?!
留学仲間ファミリーは土間にレジャーシートを敷き、スキーウェアを着せて過ごしていましたが、転んだら痛いのは変わりません。
頭を土間で打ち付けるのが怖くてずっと帽子をかぶせているし、トイレにも行けないと嘆いていました。
段差だらけで椅子をあちこちに置いてバリケードにしたり、ベットをくっつけ真ん中で寝かせるなど工夫していましたが「気が休まらない」とぼやいていました。

さらにはつい触りたくなる和紙の素敵な照明。
子どもが触れるたびにヒヤッとするのがストレスでした。
大人だけならいいけど、はっきり言って子どもには向きません。
赤ちゃん不可にするか、クッションシートをキックハイクで用意したほうがいいと思いました。
あとやばそうな素敵な照明や、よくわからない古い良い雰囲気の小さい棚とかも撤去して欲しかったです。

WASHITA HOUSEは狭すぎ&シャワーしかない

キッチン&リビング

ワシタハウスは元々単身者向けの短期滞在ゲストハウスです。
そのため、とにかく狭い!
荷物を置く場所もありません。
食事ができる机と椅子も簡易的で座り心地が悪く、ゆっくり食べられません。(しかもガタガタする)
『立ち食いしちゃおーぜ』と子どもと立って食べる日もありました。
ま、それもまた笑い話なんですが、それにしたって居心地悪すぎです。
寝室も2部屋使えますがベッド2つにマットレスが1組。狭い部屋に布団とベッドでぎゅうぎゅう詰め。
荷物を置いたりくつろぐスペースが皆無で、なんだか気分が滅入る部屋でした。
さらには風呂ナシ!!!
この寒い冬にオンリーシャワーはちとキツい。
そのせいか?今日私は熱が出てしまいました。とほほ。
留学仲間ファミリーも赤ちゃんとママが発熱してたし、冬にワシタハウスはちょっと無理だわと思いました。(古民家だからすきま風すごいし超乾燥してるし)

どちらも簡易キッチンしかなく冷凍食品頼り

お世話になりました

冷凍食品は悪くない、だがしかし連日はきつい。
宿泊施設の両方ともIHの一口コンロしかなく、簡易的な調理しかできません。
たった2週間なので我慢しろよ、て自分でも思うのですが昼も外食、夜も外食か冷凍食品だと正直飽きます。
もちろんパスタを茹でたりレンチン調理など工夫もしてますが、いかんせんたった2週間なので調味料もあまり買わず、似たような味付けばかりに。
途中『あーー!自分のごはんが食べたい!!!』と不満が爆発してしまいました。
子どもや夫は割と平気そうだったので、これは私だけなのかなぁ。

さいごに。それでも美濃市に来たよかった


うだつの街並み

不満もありますが、総括、全部ひっくるめてきてよかったなぁと思います。
なんてったって子どもが毎日楽しそうだから!
あと、慣れない生活でより夫の存在がありがたく感じたのも私的にはよかったかな。

と、いうわけであっという間の2週間留学でした。
次はどこに行こうかな!?

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