"ゴリゴリ"系を回避した3つの心得
先日、マイルドアムウェイの話を読んで思い出した。
社会人2年目の夏、"ゴリゴリ"アムウェイに勧誘されたことを。
その日、持ち前の軽いフットワークを活かして、遊びに行った先は、マンションの一室をリフォームした事務所。そこで2時間ほど、ありがたいお話(素敵なビジネスのお話)を頂いた。
隣のブースでは女子高生?くらいの女の子2人組が生活用品を買っている。
買うくらいなら良いかもしれないが、こちらが勧誘されているのは、ビジネスをするか、しないかである。"誰にでもする話ではない"と再三念押しをされながら、ありがたいお話を頂く。
結局、ビジネスを始めることにはならなかった。丁重にお断りしてマンションを後にした。今思えば5人くらいに囲まれてたので、危なかったような気もする。
振り返ってみて、素敵なビジネスの話に負けず、勧誘から逃れられた理由は3つある。
1.今の仕事が楽しいと伝える。
一番聞かれたのは、今の仕事をどう思っているか。そりゃ確かに不満のひとつやふたつあるが、口にはしなかった。したら駄目だと本能的に思った。
たしかにビジネスで短時間に楽に稼いで、余った時間で旅行に行ったり、好きな時に遊んだり出来るだろう。でも結局今の仕事が楽しければ、無駄に余暇を作る必要もない。
仕事に没頭している人は、他のビジネスに手を出したりもしないので、勧誘も後退していく。
2.教えて下さい、とは言わない
色々と面白そうな話はしてくれるが、肝心な部分は言わない。「教えて下さい」とこちらが聞く体勢になるまで大事な情報は取っておく。
そしてこちらも教えてもらってしまうと、何かを返さなきゃと反射的に思ってしまう。
人間不思議なもので、話が盛り上がってくるとつい、教えて下さいと言いそうになるので、なるべく浅めの話を心がける。
3.相手に話をさせる
こちらの話になってしまうと、ボロが出る。つい自分の弱さが出てしまう。だからなるべく相手に話をさせた方が良い。
そして沢山話した相手は、いずれ諦める。こいつは興味ないんだなと、どこかで引いてくれる。
アムエウェイに限らず、何かに勧誘されて、自分には不要だなと思った時には使える戦法だと思う。
とはいえ、無駄な時間を使った時の徒労感は半端じゃないので、フットワーク軽すぎるのも考えものだな、と反省する今日この頃。
ちなみにうちの母は、身体にものすごーく良いお茶を大量購入して、知り合いに配ったり売ったりしていたが、それはまた別のお話。
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