いろんな私がいる

noteに気持ちを綴るようになった時、

『自分に正直でありたい』

と思った。


私はいつでも人の目を気にしてしまう。
だから家庭では、
家族の前で『ちゃんとした母』でありたい。
職場では、『しっかりした人』、
息子の母としては『分別のある母』でいたい。

でも、本当の私はそうじゃない。
モノの管理はできず、
やりたくないことは後回しにして、
本能のままに生きる。
好きなことだけしていたい。
多分1人で暮らしていたら干物女ってやつだ。

だから毎日自分を取り繕って生きている。
精一杯背伸びして、強がって、無理をして、
心が疲弊している。そうしたら、
自分が何がしたいのか、
何をしたら心地よいのか、
譲れないポイントはどこなのか、
雲がかかったように見えなくなった。
自分の欠点しか見えなくて
ただただ辛かった。

私はこのまま自分を好きになれず、
なにをしてても偽りの自分の気がして
後ろ向きに生きていくのかな。
そんなのイヤだな、って思った。

だからnoteにはいろんな自分がいる。

自分の気持ちを大事にする自分、
息子にどう接したらいいか悩む自分、
夫婦関係を続けていけるのか悩むけど、
だからといって離れることは考えられないし、
夫のことも家族として大切に思っている。

実家の両親も疎ましく思うこともあるけれど
大切にしたいと思っているし、
義母との関係はよくないけれど、
本当はもう少し仲良くしたい。

昔にした大恋愛を、
今でも大事にしまっているし、
夫に甘えられない今、
たまにときめくこともある。
性欲もそれなりにあって、
だれからも女性として見られないのは
とても悲しい。
たるんでおばさん体型になった自分を
変えたい。

そんなわけで、
もし私の文章をコンスタントに読んでくださる
奇特な方がいてくださるなら、
私の支離滅裂っぷりに驚くかもしれないのですが、
それが全部私なのです。

いろんな私のいろんな気持ちを
受けとめて生きていきたい。
自分くらいは自分のことを好きでいたい。