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6月の5人組「えんぴつを持つ」

所属しているコミュニティ内に、"5人組"なるものがあるのですが、そこに初めて入ってみました。

ランダムに選ばれた参加者5人で1グループが作られ、その中のメンバーそれぞれが"毎日やる"と決めた事をやり、そのグループ内で、「やりましたー!」と報告し合う会です。

やることは違えど、一緒にチャレンジをしている人が居るので、やろう!という気になりますし、そもそもの5人組の前提が、"恐ろしく簡単に出来ること"なので、気負わず気軽に始められるのがいいです。


仕事を辞めてから約2年ほど経ちますが(え!?早い!)日々のルーティンの大切さをヒシヒシと感じていました。

仕事をしていた頃はあんなにも苦痛だったルーティンなのに、無いと無いで、適度には欲しい!となるわがままボディです。



ちなみに、自分のチャレンジは、
「えんぴつを持つ」にしました。

えんぴつを持つだけでもいいし、
そこから何かを描いてもいい。みたいな
自分ルールにしていました。(文字でも絵でも)

最初は身近にある物を描いていて、途中から、好きな俳優さんや、息子と見ていたアニメのキャラクタを描いたりしていました。ただ段々とネタも尽きてきて、えんぴつでただスケッチブックを塗りつぶしたり、意味の無い模様を描いたりと、どんどん抽象的になっていきました。

蚊取り線香の煙を描いていた時が
一番どこかにいっていました。←


そうして続けているうちに、
何かを紙に写したり、意味の無い塗りつぶしや模様を描くのは、"何も考えなくていい"ので、自分にとってとても楽な事なんだな。という事に気が付きました。

そう気付いてみたら、
幼い頃から絵を描くのが好きだった事も、
書道を習っていて、楽しく続けられていた事も、
まさに"何も考えずに紙に写す事"だったからなのか。
という理解がやってきました。

(noteを書くのも日記が一番楽で、自分の頭の中にある光景を、"写している"感覚だからだな。という副次的発見)


そんな発見もありつつ、「えんぴつを持つ」を続けていたところ、ある日、作画の仕事を見つけました。

既にキャラクタもあり、ストーリーもあったので、何となくできそう。と思いました。
(後になって、これは「写す事」に限りなく近く感じていた事を知る)

作画の実務実績はなかったのですが、趣味で描いていたものがあったので、それをまとめて、思い切って応募してみたところ、直ぐに返事が来て、その作画の仕事をすることになりました。

(漫画に携わることは小学生の時の夢でしたので、どんな形であれ、関わることが出来て、フルフルしました。。!)

実際の作業は「写す」を超えていましたが、発見した、自分の領域である「写す」に持って行けるように、資料を寄せ集めて、「写す」をやりきりました。

なんだか久しぶりに、充実。という言葉を思い出した体験でした。




月の初めには、なんの気なしに始めた「えんぴつを持つ」でしたが、そこで自分の領域を発見して、それを実際に使ってみる。という経験をする事ができました。

何がどう繋がっていくのか分からないっという所も興味深くてたまりませんでした。

 

作画の仕事は継続案件になったので、
しばらく続けてみようと思います。

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