2.しましまぐるぐる

タイトル しましまぐるぐる
作者 柏原晃夫
初版 2009/4/9
出版 学研

夫チョイスのえほん
本屋さんの子どもコーナーに山積みされていて、
勧められるがままに買ってきたようです。

正直、わたしの好みではない(笑)
なんか色がどぎついし、見てると酔うし、
0歳児はソフトクリームもペロペロキャンデーも食べられなくない?
甘いもの与えたくないから興味持たれたら困るわー、
じゃあじゃあびりびりのほうが0歳向けだよなあ、
なんかグッズもいっぱい出てて商売っ気を感じるわー
と、心のなかで酷評していたのですが(すみません)

子どもを産んでから知ったのは、赤ちゃんはコントラストが強いものの
ほうがわかりやすい目をしていて、繰り返しことばを面白がること。
はっきりしたイラストに目と口の顔模様がたくさんあって、
しましまぐるぐるとひたすら繰り返す感じが、
赤ちゃんが本に親しむ第一歩としていいんだろうなと思います。

むすめは最後のページにある穴があいているところが好きで、
指をひっかけてページをパタパタして遊んでいます。
指先運動によさそうです。

1歳になった今は中身を見るより、本をめくることに夢中です。
荒く扱っても全然やぶれません。かじったところは多少ふやけましたが…
穴を無理やり引っ張っても、かじっても、床にたたきつけても
傷まない丈夫なつくりであることも、支持を集めている
理由なのかもしれません。

結局、姉妹版の「あかあかくろくろ」も買って、
一軍えほんとして活躍しています。
作者の柏原晃夫さん、読まず嫌いしてすみませんでした。

2009年発売のシリーズですので、あと少ししたら、
このえほんで育った世代が親になって
「うわあ、懐かしいー」って言って本屋さんで購入して、
ロングセラーになっていくんでしょうね。
わたしもおばあちゃんになったら「まあ、懐かしいわあ」なんて
言って孫に買うんだろうか。