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離乳が進んでいて、愛馬のいる分場(本場と分場があって、地理的に少し離れている)に次々と当歳の仔馬がやってきている。母馬から離れて子供達だけで飼い葉を食べる姿はさながら幼稚園のお弁当の時間のようで、なんだか見ていて可愛い。早く食べ終わった子が他の子の飼い葉桶に顔を無理やり一緒に突っ込んでいたりする。

馬房をのぞいても愛馬なら首と顔が見えるのに、当歳は大きさも様々で小さい子だと耳の先っぽしか見えない。

一度雪化粧した日高山脈もすぐに雪はとけ、このところ秋晴れの気持ちの良い日が続いた。遠くの山を見ると紅葉が始まったのかなぁと思う。

今週1週間は東京で仕事のため、昨日帯広空港から東京へ移動してきた。とても良い天気で、遠く眺めていた山の近くを運転して行くのだが、確かに紅葉が始まっている感じ。

それでもまだ牧草とかが綺麗な緑で、帯広に近づくと北海道らしい光景が目に飛び込んでくる。が、着実に冬への準備が進んでいるらしく、トラクターが忙しく何かを撒いていたり、土を起こしていたりしていた。

途中、霧で霞んでしまった

北海道は秋と冬が一緒に来る感じがする。秋だ、紅葉だと愛でる、楽しむ時というよりも、あの寒さが、冬が近づいている、準備せよという予告を受けているような気持ちになるのは私だけだろうか。

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