馬運車
東京で馬運車を見かけたら、新幹線のドクターイエローに遭遇したくらい興奮するが、こちらでは毎日、何台もすれ違う。上のような馬運車に一番よく出会う。
日常使い
今の時期だと種付に行くのかな、などとすれ違うたびにどこへ行くのか知りたくなる。目の前の放牧地を見ていたら、離れた厩舎から馬運車で馬の親子を何日間か連れてきては放牧していた。愛馬が去勢をするはずだったクリニックへはこうした馬運車だったのではないかと思う。短距離用、 1頭+α(とねっこ)用、 日常使いなのかなと想像している。
大型
長距離となると、大きなバスみたいな馬運車になるのだと思う。愛馬が軽井沢から浦河へ移動するときも、混載だったし、おそらくこんな感じの馬運車だったのではないかと思う。この写真は、大井競馬場で撮ったもので、関係者しか入れないところなのだが、知り合いの馬主さんと一緒だったので撮ることができた。まだまだ馬のことを知らずに、馬運車を見ただけでえらくテンションが上がり、競馬で言うところの入れ込んじゃった時のものだ。だから肝心の馬運車の先頭が切れちゃってる(ダメやん、顔が見えない)。こういうスロープがあれば、馬はストレスなく、馬運車に入れるんだなぁ、きっと。
仕事をしていて、ふと顔をあげると、国道が少し先に見えるのだが、こうした大型の馬運車を頻繁に見かける。色とりどり、たまに競馬でよく目にする勝負服が描かれたものも通る。
シースルー
馬運車とわかっても、馬は見えないが、沖縄の久米島ではシースルーの馬運車で在来種の与那国馬とかを運んでいた。私は、外乗のため、この後ろをついて行ったのだが、馬が見えるので、幼稚園の園児が手を振ったりして可愛かった。
浦河ではまだこういうのは見たことないな。
繰り返し
乗馬のレッスンは同じことを繰り返している。どれも完璧にできないからね。乗るたびに、いろんなことに気づく。発進の時に左の手綱はいつも強いし、右足は駆歩以外では前後に動きがち。そういう諸々の問題点をチェックしては体に言い聞かせ、頭ではなく、体に正しい乗り方を染み込ませて行くような感じだ。
他の人から見たら、私はあれもできていない、これもできていないって見えるのかもしれないが、今、私はこれに気づいたぞ、だからこう直そう、この間言われたことはこういうことなのか、じゃあやってみようと自問自答しながら、少しずつできることが増えて行くのがとても楽しいと感じている。
それに師匠は、そこはそうしちゃダメだとか、頭ごなしに否定するようなことは決して言わない。それであってますか? しっかり感じ取って。慌てなくていいですよ。いっぺんに直そうとしないで、1つ1つ直していけばいいですからね。要は自分であっているか、チェック機能を働かせることですよ。そしてよく、そうです!とおっしゃる。励まされるってこういうことではないかと思う。本当に有難い、といつも感謝の気持ちでいっぱいだ。