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Anne Rice

冬!

昨日は風が強く吹き荒れ、寒かった。時折、雪も混じって、馬たちも少しでも風を避けようと、柵の近くにいることが多かったように思う。晴れ間が覗くこともあったが、最高気温は1℃だった。

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こちらは今朝の(愛馬の)様子。段々と道路や通り道が凍ってきて、足元に注意が必要だ。

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訃報

毎朝ネットでNPRのニュースを聞くのだが、いつもは半分フンフンと聞き流している。自分には関係のない世界の話と感じるからだ。が、今朝は一瞬、耳が周波数にバチっと合致したかのように、Anne Riceの訃報(12月11日に亡くなった)に全集中で聞き入った。映画にもなったInterview With the Vampire(邦題『夜明けのヴァンパイア』)の著者だ。

文章で色を描いたAnne Rice

原作を読んだ時、独特の世界観に衝撃を受けた。一貫して夜の暗さ、光のないニューオリンズの雰囲気を感じるのだ。吸血鬼の話だから、当然かもしれないが、昼間との対比で暗さを描くのではなく、まさしく吸血鬼、ヴァンパイアの目を通して見る世界、暗闇で繋がって行く歳月。その中でヴァンパイアが悩み苦悩するのが斬新だった。何百年と生き続けるが、子孫を残せるわけでもなく、時代との接点がなくなってしまうと言うのに妙に納得したのを覚えている。

娘の死

ニュースの中で、娘を5歳で白血病で亡くしたことがきっかけで処女作として世に出したのがInterview With the Vampireだったと紹介されていた(知らなかった)。

映画

本が良かっただけに、映画でトム・クルーズのキャスティングが私的には違和感があって、興味をなくしてしまったように思う。映画は意外とよかったのに、2冊目以降、読んだかどうかも覚えていない。

これからさらに寒くなると乗馬以外で外に出ることもなくなり、本を読む時間が増えそうだから、まずはまた1作目を読み返したい。

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