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ようやくお正月

今日、1月2日は騎馬参拝の日だ。馬産地浦河ならではの行事だと、最初聞いたとき、ワクワクしてぜひ参加したいと去年、技量もないのに愛馬と参加したいと全く空気を読まずに表明し、JRAの方々に全面的にサポートしていただく形で参加した。

今年はと言えば、特別うまくなったわけでもないのに、やっぱり参加したいと参加を表明したところまでは威勢がよかったのだが、冷静に考えると、愛馬を馬運車に乗せて移動するのも1年ぶりだし、去年は前乗りしてもらったからなんら心配がなかったけれど、いきなり連れて行って私が乗って落ち着かせられるのかと段々不安になり、結局、いつもお世話になっている方にサポートをお願いした。(お正月休みを中断させるようで本当に心苦しく、同時に本当に心から深謝)

上の写真と去年のNoteの写真はほぼ同じところ(上の写真の右端に実は愛馬が小さく写っている)。去年は雪原だったけど、今年は昨日まで気温が高めだったし、クリスマス前の雨で雪はほぼなし。

出発

今日は昨日と比べて8度も気温が下がり、とにかく寒い。何日も前からわかっていたことなので、普段使わないカイロを使うことにした。しかも乗馬公園の方に聞いた強力カイロを購入。使ったことがないので、馬装を終えて、よく使うと言う方に貼ってもらった。背中は首の近くと腰のあたり、前はおへそのあたり。さらに靴に敷くカイロも入れ、手が冷たい時さわれるようにポケットにも貼らないカイロを入れて乗馬公園を出発したのが8:30。

JRAの敷地に8:45には到着。愛馬はすんなり馬運車に乗ったし、降りるときも普段通りだったと思う。屋内馬場で前乗りしてもらい、隊列を組んで出発したのが9:30。

隊列の最後尾が愛馬

最初が広大な、走り出してしまったり落馬して放馬したら大変な箇所なので、ここは乗っていただいた。

ここで乗り替わり。愛馬は去年のことは覚えていないのか、キョロキョロ。初めて来ました、と言う感じだったが、とても落ち着いていたので、もっと私が力を抜くようにと言われ、リラックスを心がけた。

寒くて顔が凍りそうだった。時々太陽が出たし、風もさほど吹いてなかったのだが、氷点下ってやっぱり寒い(マイナス6−7度だったと思う)。神社到着は10:45くらい。ほぼずっと常歩だが、距離感がわかるだろうか。結構な距離なんです。

神社へはこうして馬に乗って入り、お参りの前に降りて、ポケットに用意していたお賽銭を投げて2礼2手1礼する。その間、馬は誰かに持っていてもらわなければならないので、やっぱり一人で参加を表明した私は無謀だったのかも。サポートしていただいて本当によかった。

ポニー少年団
ポニー少年団は揃ってお参り
浦河町長等代表者によるお参り

同じ道を戻るのだが、途中、JRAの放牧地の横を通る。なんだ、なんだと放牧中の馬たちが野次馬よろしく寄って来るから、愛馬はいななくしく、他の馬たちもちょっと興奮してスピードがちょっと上がったりした。が、概して馬たちも騎乗者たちも落ち着いているので、何事もなく、淡々と歩いて戻ったのが12時くらい。

帰り道。去年、ここは一面雪だった

そこからまた馬運車にのせ、乗馬公園で手入れをし、家に到着したのはもう14時近かった。寒くて、体が思うように動かなくて、手入れにも時間がかかってしまった。家に到着してからもストーブの前で暖かいものを飲みながら自分を解凍するまで、これまた時間がかかった。体が温まって初めて、あぁお正月なんだな、といただいた紅白のお餅を見ながら、そう思った。

今年も紅白のお餅をいただきました

去年は全く余裕がなかったけれど、今年は周りを見渡すことができ、神社の周りや公道を横断するところ、駐車場など、たくさんの方がボランティアでお手伝いしてくださっているのが本当に有難く、その場でお礼が言えなかったけど(上から目線になっちゃうし)、感謝しています。

去年、騎馬参拝したおかげで素晴らしい年だったので、今年も素晴らしい年になりますように。


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