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栗羊羹

桜はまだ

桜が色々なところで満開を迎えているようだ。ようやく仕事が終わって、競馬を見ていたら、桜花賞を待たずして、満開となった桜が映っていた。上の写真、あと1ヶ月くらいで桜のトンネルとなるはずの道であるが、まだ全くその兆しは見えない。

この週末は期日の迫った翻訳のために、あまり出歩くこともできず、そうなると、ちょこちょこと休憩をとってはコーヒーを飲んだり、甘いものを食べたり。

三石栗羊羹

三石というのは隣町で、ここの栗羊羹がとても美味しい。宿泊先でお土産品として売っているのだが、異なる味の羊羹3本セットになっている。私が食べたいのは栗羊羹なので、フロントにお願いして、このサイズの栗羊羹を特別に注文してもらい、買っている。このサイズだと、私一人なら4回くらい楽しめて、もうちょっと食べたいな、というところで終わる。ちょうどいいサイズだ。

そして甘すぎず、大きな栗が入っていて、とても美味しい。

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Breakthrough

今日も美味しく食べながら、そういえば、虎屋も小さいサイズを売り出して、羊羹の裾野が広がった、あれはbreakthrough(突破口、何かきっかけがあって、そこから大成功、画期的な転換点みたいな意味)だったな、などとぼんやり考えていた。

虎屋が伝統の長い棒状の羊羹を小さく、現代風な包装のものを商品に加えたことは大きな変化だったと思う。

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虎屋の羊羹を1本贈るのはちょっと寂しいし、かといって1本でも3000円はするわけで、偶数を嫌って3本にしたら、重いわ、高いわ、大変である。もらった方も、いつまでもなくならないと感じるのではないだろうか。

一口食べたい

今までそんなに羊羹って食べなかったけど、おもかげとか、一口だったら食べたいなって思っていたところに、1つから買えるようにしたのだから、すごいよな。敷居が高くて入れなかった虎屋の方から、こっちに寄ってきてくれたように感じた。季節によって変わる包装も綺麗。

馬でも譲れない

そういえば、三石羊羹にはおがわじゅりさんの絵のものもある。可愛い。でもやっぱり私は栗羊羹派。ここは馬でも譲れない。

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