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記録的大雨

雨と雷で目覚ましが鳴る前に目が覚めた、激しい雨が屋根を叩きつける音を聞きながら、愛馬に乗れるかなぁと思いながら眠れそうで眠れない時を過ごした。

小雨になったところで家を出発したのだが、途中でザーッと降ってきたり、雷が鳴ったりと、一向に落ち着かない。厚い雲の上で大きなエネルギーが捌け口を探している感じだ。

屋内なので、天気に左右されずに乗れるのをいいことに、馬装をして愛馬に乗り始めたまでは良かったのだが、大きな屋内馬場のかまぼこ型の屋根の表面積全体で雨を受け止めているわけで、その音と言ったら、それはそれは激しかった。たまに聞こえる雷の音をかき消すほどだった。

昼夜放牧をしている愛馬は早朝の激しい雨も雷も経験済みだからか、あまり気にしていなかった。

とはいえ、いつ驚いて急な動きをするかわからないので、私の方が慎重になって、あまりスピードは出さなかった。

無事、乗馬終えて洗い場に戻っても、とにかく激しい雨に雷がおさまらない。すごく大きな雷の音が聞こえたので、これでおしまいかと思ったが、止む気配がない。少し弱くなってから愛馬を放牧地に戻そうとゆっくり手入れをして、しばらく待っていたのだが、仕事の時間が迫ってきて、結局、大雨の中を戻すことになった。

どこも水浸し

放牧地に放すのが、ちょっと切なかった。愛馬はこの後もずっとこの雨の中を昼夜放牧だ。

ひたすら耐えるモードといったところだろうか

家に帰るまでの道中の雨も激しくて、ワイパーを高速でかけても、前が良く見えないほどだった。

雨が収まったので、窓の外を見ると、愛馬同様、馬たちが放牧されていた。

一日中、降ったりやんだり。明日はここに強風が加わる予報だ。隣町の様似では土砂崩れがあったそうだし、愛馬のいる牧場の比較的近くの浦河町の中杵臼では220ミリ以上という、通常なら2か月かけて降る雨が、半日で降ったと、記録的大雨のニュースが流れていた。

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