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エンジェル来たる

初めての屋内馬場

昨日の大雨で屋外丸馬場が水浸しなので、屋内の広い馬場で調馬索をかけることになった。丸馬場だと周りの柵が沿って走る目安になるし、自分が中心にいるかがわかるのだが、広すぎてどこをどう回して良いのか私がわからない。丸馬場でも苦労していた私の指示がめちゃめちゃだから、馬はどうしたら良いかわからない。誰かが見てたら、何をやっているの? という感じだったと思う。

そんな時、エンジェルって来てくれるんですね。乗馬公園の方が様子を見に来てくださって、長鞭も持って来てくれ、こんな風に、と教えてくれたのが上の写真。天窓からの明かりがまるで神様からの御使を送り込んで来てくれた! と言っているようではないか。本当に有難かった。

調馬索は乗馬と同じ

調馬索は手綱と同じ。だから調馬索を回すのは乗馬の練習と同じなの、と教えてくれた。私は乗馬でも上手く手綱の長さが保てないのが、ここにもあらわれるのだということがわかった。そして回していて、遅くなった時、ちょうど脚を入れるように、合図として長鞭を振る。私はそこがわからずに、ちゃんと走っているのに振ってしまった。全く乗れていなかったわけだ。

自分が中心で軸となれば、馬も走りやすいとのこと。私はどうも動いてしまって、馬に対する体の位置も前に出てしまいがちで、つまり進路を妨害してしまっていた。まだまだ学ぶことがいっぱいだ。

色々教えていただいたおかげで、なんとか運動をさせることができた。明日からいよいよ鞍をつけて乗ってみようと思う。

引き方の指導も

馬の引き方も危なげだったようで、今朝は牧場の社長さんが持ち方を教えてくれた。師匠のところでは愛馬はずっとおとなしかったので、どんな風に持っていても問題にならなかったが、今は公道も少し歩くし、馬がいる所も通るし、歩きながら嘶く。そんな時は、引いている綱を下に、馬の胸の方向に肘を使って引くようにと教えてくれた。私は肘から先の手だけで引いていたし(それが証拠に右手の肘から下が筋肉痛)、何かあれば横方向に引いていた。これだと馬の顔は自分に近くなって押さえつけたと思うかもしれないが、お尻の方の可動域が広くなるから危ないとのこと。これも本当に有難いアドバイスだった。初日に馬がジタバタして、私が足を少し踏まれていた(小指の内出血だけで済んだが)のを見ていたそうで、今朝、わざわざ教えてくださったのだ。社長さんに後光がさして見えました。

皆に支えられ、そして愛馬はこんな素敵な所に放牧させてもらえて感謝でいっぱいだ。厩舎の風見鶏が馬なのもおしゃれ。近くの木陰で馬が草をちぎっては食べる音を聞いているだけで幸せが込み上げてくる。

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こっちから見ると遠くに日高山脈が見えるんです(写ってないけど)。

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昨日とはうって変わって素晴らしい天気の1日だった。家のサンルームからの夕陽。放牧地に薄く靄がかかって、とても綺麗だった。

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