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日常を感じる

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いろんな人、自然、生き物、出来事、思想、慣習に、ふと感じたことを書いた単発投稿をまとめています。
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#優しさ

見知らぬ人たちの温かみ コンタクトを落としたときの話

これは、すいぶんと前。まだ娘が私のお腹の中にいた頃の話。 その日は朝から土砂降りの雨だった。 妊婦のウォーキングついでに買い物をし、荷物を持ちながらの帰り道。 左の腕に荷物を通し、肘を曲げて傘を持つ。 傘の金属の柄の部分は、ちょうど私の顔、左の目の前あたりにあった。 人通りの多い駅前広場に差し掛かったとき。 すれ違う誰かの傘と私の傘が触れて、傘の柄が、私の顔にポンッと当たった。 一瞬だった。 次の瞬間、左目の視界が磨りガラスのようにぼんやりしてしまった。 (あ、コ

スピリチュアルじゃないけど、娘に後光が射して見えた日

娘について書きたいことは、たくさんある。 「天使」と呼ばれた生まれてから1歳児期間。 2歳の自我の目覚めビッグバン。 魔の2歳児からの鬼の3歳児。 言いたいことを言える子と思われるキャラなのに、実は肝心なことは伝えられず、内に秘めて勘違いされた幼稚園、小学校低学年時代。 私とは違う娘の人格に翻弄されながら、その個性をみつめながら、良き学校の先生方に恵まれて、本人がつらく感じる部分は、上手くサバイブ出来るよう、体験からの教訓を共に考え、良さはなるべく壊さないように、曲