2020/11/29 アトピーと恋愛

 ナットを調達するべく、ホームセンターへ。担当の方にあれそれというものの、あまりうまく伝わらず、しばし悩み、思い切って換気扇の図面をお見せした。すると今まで眠そうだったその男性の目がキリッとなって、それならこれとこれとキビキビと説明してくださりスッキリと調達できた。具体的なものを出した方が圧倒的に早いということを学習した。やはり図面は世界共通言語なのであった。

 私ような軽度のアトピー持ちにとって恋愛はハードルが高い。炎症が出ている時と出ていない時で世間様の目が違うことを幼いころから突きつけられいるからである。炎症がない時に近寄ってきた人間が出ている時では態度が違うというのはザラにある。お付き合いしても、心ないことを言われたりでやるせない気持ちになることだってある。今思えば、どうしようもない人間を弾くフィルターではあるが、それでも青い心は十分にえぐられた。人よりも傷つくことが多ければ、当然、猜疑心や諦めの心が強くなる。ステロイドで調整することや、知られたくない嫌われたくないという思い、そしてそこから発生する人間関係における独自のストレスや不安。いろんなものを諦めてきたような気がする。のだが、アラサーも初期の初期になって素晴らしい薬が世に現れた。こんなに嬉しいことってない。いまちょっとばかし本当に涙目なのだ。ありがとうコレクチム軟膏。ということで今回できた男とは長続きしそうな気がします。



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