note 始めます🙇

今回noteを始めることにしました。
プロバレーボール選手として活動しています大宅真樹です。ポジションはセッターをしています。
2018年にサントリーサンバーズに入団し5シーズン戦いました！

成績
【V.LEAGUE】
2017-18season(内定) 6位
2018-19season 4位
2019-20season 3位
2020-21season 1位＊Best6
2021-22season 1位＊最高殊勲選手賞、Best6
2022-23season 2位＊Best6

【天皇杯】
2018年 ベスト8
2019年 コロナ禍で大会なし
2020年 コロナ感染で大会欠場
2021年 ベスト8
2022年 ベスト8

【黒鷲旗】
2018年 ベスト8
2019年 1位＊Best6
2020年 コロナで大会なし
2021年 コロナで大会なし
2022年 1位
2023年 2位

【アジアクラブカップ】
2022年 2位
2023年 1位＊BestSetter

サンバーズには内定時から試合に出させてもらいたくさんの経験を積ませていただきました。1年で会社を退社し、バレーボール一本で生きていくプロ選手の道へ進みました。
出会いもたくさんあり、それと同時に別れもたくさんありました。ずっと同じメンバーで戦えることは当たり前じゃないし、メンバーが変わりながらも強いサンバーズで居続けるために自分なりに考えることを辞めず成長し続けるように頑張っています！
光栄なことに2020年からチームキャプテンも務めさせていただき自分の成長も少しずつですが感じることもできています。

小学1年生から家族の影響でバレーボールを始めて22年目に突入しています！人生の半分以上笑
他のスポーツは上手くできないし泳げないし本当にバレーボールしかできないです笑
自分が生まれ変わってもバレーボールをしてるんでしょうね！
何回も本気でやめたいと思ったことはありましたが、ここまで続けれてるのは単純にバレーボールが大好きなんです。改めてこんなに魅力的なスポーツに出会わせてくれた家族にとても感謝しています。

なんでここまでバレーボールというスポーツが好きなのか考えた時に、人それぞれ価値観は異なると思いますが、まずチームスポーツということが僕は大きいです。これはキャプテンを始めてすごく感じるようになったことですが、『チーム一丸で戦う』これが1番難しいことだと思っています。全員が同じベクトル、同じ熱量で一つの目標に向かっていくのは無理なんじゃないかとも思ってしまうくらいです。コートに立てるのはリベロも含めて７人で、まずはそこを目指すのが最優先です。それでも控えに回る選手がいて、ベンチにも入れない選手もいる。さらに日本人がいて外国人がいる。もっと掘り下げると社員選手とプロ選手がいる。独身と既婚者がいる。ここまでいろんな人間が一つのチームにいてチーム一丸で戦うというのはとてつもなく難しいことだと思います。
チームが本当に一つになってるなと感じたのは僕のバレー人生で高校1年の春高で優勝した時、大学4年のインカレ、日体戦(引退試合)で負けた時とV.LEAGUEで初めて優勝した時の3回しか正直感じることができていません。約20年もやってきてたったの3回しか感じることができないほど難しいことなんです。
それほど難しいことを成し遂げた時の達成感や興奮、これを経験するとなかなかやめれないですね。バレーが好きというよりこれはチームスポーツが好きの理由だと思います。

そして２つ目に人と人とでボール1個を繋いでいく難しさだと思っています。ボールを落としてはいけない、持ってはいけない、2回続けて触ることができないと言ったルールのなかコンマ何秒の世界でいろんなことを考えながらプレーしていることがとてもすごいな、かっこいいなと。実際20年以上もやってると体に染み付いて動けてることも多くあると思いますがこうやって改めて自分がやってることを言葉にしてみるとすごいことをやってるんだと感じています。ワンプレーワンプレーに思いが込められ助け合いながらボールを繋いで行く。素敵ですね！その中に人間関係が垣間見えたり。めちゃくちゃ面白くて奥が深いスポーツだと思っています。
見てる側だともっとこうしろ、ああしろと思うことも当然だと思いますが僕らは僕らなりすごくいろんなことを考えながら瞬時に自分で判断して決断して覚悟を持って戦ってるんです笑
とは言ってもスポーツの見方なんてそんなもんだとも思ってます。
実際僕も他チーム同士の試合を見ていて、なんでだよ！と思ったこともたくさんありますし笑
たまにSNS等で厳しい言葉なども目にしたりしますが、それも含めて見てくれてるんだという気持ちで受け取ってます！
逆に色んなプレーに対して称賛してくれることも非常にたくさんあります！
プレーする側、見る側両方ひっくるめてバレーボールというスポーツは面白くて大好きです。

最後に自分がやってるセッターというポジションについての想いを話します。
僕自身中学3年までエーススパイカーをやっていてJOCという都道府県選抜の全国大会からセッターに転向しています。セッターは地味で目立たないポジションだと思っています。最近は漫画のハイキュー‼︎の影響でだいぶセッターにも注目されるようになってきたなーと少しだけ感じますが、、
最初はやっぱりやり甲斐は感じてませんでした。勝ったらスパイカーが褒められ、負けたらセッターが叩かれる。え、最悪じゃんこのポジション。とさえ思ったこともあります。どうせやるならかっこいいスパイク決めて目立ちたいと思ってました。(たまに今も思うこともあります笑)
レシーブ→トス→スパイクという流れで真ん中のつなぎめの役を任されるのがセッターです。先ほど、負けたらセッターが叩かれると言いましたが、自分でもかなり思うこともあるくらい勝敗を左右するポジションだと認識しています。自分が犠牲になってでも誰かを輝かす。そんなポジションだと思ってます。
この世界は結果が全てでこれという正解が決まっていません。決まったらそれが正解。たとえノーマークを作ったとしても決まらなかったらそれは正解じゃないし3枚ブロックが来ても決まったらそれが正解になる世界なんです。むずかしいですね。
相手との駆け引きはもちろん、その日のスパイカー1人1人の調子、自分のトスの調子、レシーブの返球位置や高さ、どのスパイカーが助走に入れているか、試合の流れ、点数などなど、ほかにも本当に多くのことを考えながらトスを配球しています。
考えれば考えるほどわからなくなったり不安になったりしますが考えることをやめてしまったら終わりだと思ってます。自分に自分が押しつぶされそうになる時もあるけど、ここまで悩んで悩んで考えて考えてあーだこーだ言われてやれるポジションってやっぱりセッターだけなのかなと。
1番難しいポジションなんだなと改めて思います。そんな重要なポジションを任されてることがまず幸せだし、今はやり甲斐しか感じないポジションだと思ってます！
よくセッターが変わるだけでチームが変わる。と言われたりしますがそんなポジションめちゃくちゃカッケーじゃん！と思えるようになったのも最近ですね！
だからもっともっと上手くなりたいし賢くなりたいし上にいきたい。欲が出てくるばかりです。
セッターとしてのレベルが上がるごとに見える世界がどんどん広がっていきそう！と思うだけでもやってて楽しいし面白いです。
まだまだ伸び代しかないと思ってるし成長したい！セッターというポジションを全て語れるくらいやり切りたいと思っています！

まとめるとめちゃくちゃバレーボールを愛してる28歳ですよってことです笑

最後まで読んでいただきありがとうございました。
これを読んで少しでもバレーボールに興味を持ってもらえたり応援したいと思ってもらえたら幸いです。
欲を言えばセッターというポジションにももっと注目して欲しいなーと思ってます！！

noteの更新頻度は決めてません。
不定期に上がっていくと思います。更新した際にはInstagramとTwitterで報告させていただきますのでよろしくお願いします！
自分なりに頑張って言葉にして時には愚痴を書いたりもすると思いますが大宅真樹ってこういう人間なんだとわかってもらういい場所だと思うのでこれからも読んでいただけると幸いです。
よろしくお願いします‼︎