親の言葉遣いが大切な理由とは？

2020年4月10日 11:29

「最近言葉使いが良くない」

「そんな言葉どこで覚えたの？」

あなたはこのように感じる事はありませんか？

このようなほとんどのケースでは、子供が「親や友達の言葉」を聞いて真似してることが原因です。

・子供は凄く細かなところまでしっかり聞いているものなのです。

・子供があなたに意見するようになる日は必ず訪れまず。

その時、期待通りに「これまであなたが口にした良くない言葉」を使って話をしてくれるものです。

私の場合は「良くない言葉」をきちんと使っていましたので、怒った子供もまったく同じように「良くない言葉」を使って話をしてくれました。

さすがにこれはいい習慣とは言えないと考え、それからというものは子供と話す時には「良くない言葉」を使わないように気をつけて子供と話すようになりました。

まさに「子供は親のマネをする」「言葉は子供にうつる」という事を子供に教えられたのです。

子供は親が最も正しいと思うものです。

ですから幼い時期の子供は特に親のマネをする事で自分の行動や話し方を形成していきます。

・怒ってばかりいる親には怒ってばかりいる子供

・ちょっとした事でイライラする親には、同じような子供

が育ってしまうのは当然の事です。

子供の成長ごとに親としての自分の知識や経験だけでは物足りない部分が必ず出て来ます。

私は自分の知識の全てを育児と結びつけてきましたが、もちろんすべてをカバーする事など不可能でした。

・何回言ってもわかってくれない

・伝えても理解してくれない

このような時には上手く伝えられない自分と、それを理解できない子供とのギャップに苛立ちを覚えた事もあります。

しかし、実はこの時感じた苛立ちの感情というものを後から考えてみますと、私が子供に教えるスキルをきちんと身につけていれば解消出来たはずのものだったのです。

このように、私の場合は「自分の教える力のなさ」が苛立ちを生み出し「良くない言葉」を使う原因となってしまいました。

親である以上、子供を人としてきちんと育て上げたいと考えるのは普通の事なのですが、その普通を実現するためにはそれなりの知識と教え方が必要になります。

親の言葉使いが大切な理由とは、親が自分で気が付かなければならないものであって、それはもちろん出来るだけきれいな言葉を使って普段から生活した方がいいという事です。

親の言葉は子供にうつります。

私は親である自覚をもって言葉を使わなければならないと自分自身に言い聞かせる毎日です。

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