見出し画像

読み聞かせは続く(1歳6ヶ月〜2歳)

少し間が空いてしまったが、前回の続き。


ベビイさんが少し大きくなったら、絶対に買って読みたいと思っている絵本が何冊かあったのだが、思っていたより早く読み聞かせる日がやってきた。どちらも1歳半頃の話である。それがこちら。

不朽の名作。あのカステラを何とか再現できないものかと考えているのだが、やっぱり福音館書店さんの公式レシピが一番近いのだろうか。幼い頃に読んでずっと好きだったので、ベビイさんが表紙に興味を持ち出したタイミングで購入した。2歳になった今もこれは好きで、たまごを一緒にげんこつで叩いたり、蓋を開けるところは本を一旦閉じてまた開けてみたりといろいろな楽しみ方をしていたが、最近は動物達より早く、蓋を開けた途端にカステラに手を伸ばして食べる真似をしてはゲラゲラ笑っている。ぐりとぐらシリーズは他にも何冊も出ており「くるりくら」と「おおそうじ」は購入。「すみれちゃん」を読めば大判の本はコンプリートというところまで来た。ぐりとぐら、幼少期は何も思わず読んでいたが、今まじまじと絵を見ると何とも丁寧な暮らしをしている。姿形は大体幼稚園の年長さんくらいをベースに描いているそうだが、それであの優雅な暮らしぶり。フィクションにいちゃもんをつけてはいけないとは分かっているが、あの生活基盤はどうやって支えられているのだろう…不労所得とかあるのかな。

もうひとつはこちら。

11匹の野良猫達があれやこれや騒動を起こしたり巻き込まれたり。コロッケ屋を開く「11ぴきのねことあほうどり」が小さい頃好きで読んだ覚えがあり、動物好きなベビイさんに図書館で借りてみたら刺さったようだ。ねこ達の所業はひどいものが多く考えも非常に場当たり的だったりするのだが、それでもなんだか憎めない。最近ついにシリーズを全て読み終えた。シリーズの中では先述した「あほうどり」と「11ぴきのねことぶた」が好き。作者がお亡くなりになられているので、もう新作が望めないのが寂しい限りである。


図書館通いも続いているのだが、徐々にベビイさんが選ぶ本が長くなってきた。それでも毎日読めとせがんでくるので読んではいるが、短くてさっと終わる本の恋しいことよ。さらにべびーくもんの本も何となく長編が増えてきている。これ、世のお父さんお母さん達はどうしているのだろう。ベビイさんは1日に大体10冊、多いと20〜30冊読み聞かせしているのだが、本好きなお子さんはもっとすごいのだろうか…。


その他には保育園で見かけた「おでかけのまえに」、ベビイさんは2歳前頃から急激に車に目覚めたので三浦太郎さんの「でんしゃがきました」「バスがきました」などの乗り物絵本などを買ったり借りたりしながら過ごしていた。また、この時期に図鑑も購入。保育園で簡単な乗り物図鑑を読みたがっていたのがきっかけだったのだが、言葉を覚えるのに役立ったように思う。

購入したのはこれ。読みすぎて乗り物のページに変な癖がつき始めた。もう少し大きくなってからもっと詳しい図鑑を買えば良いかなと思っているが、乗り物がとにかく好きなので乗り物だけはちょっと詳しめのものをクリスマスに購入したら気に入りすぎてページが少し破けた。

買ったのはこちら。図鑑の読み聞かせってどうしたらいいのか未だによく分かっていないのだが、容赦なく持ってくる…。


長い絵本や図鑑も好んで読むようになった一方、赤ちゃん絵本も変わらず喜んでいる。文字はまだ読めないのだが、絵から何となく内容を覚えたようでタイトルの一部や赤ちゃん絵本なら内容の一部を読むようになってきた。30を迎えた母親(私)は3分前に買おうと思っていたものも忘れてスーパーを出る体たらくというのに、子どもの記憶力は目を見張るものがあるなと感心する。


まだまだ読み聞かせは続く。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?