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読み聞かせは続く(1歳~1歳6か月)

前回の続き。

1歳を過ぎた頃から、時々地域の公民館の中にある図書館へ通うようになった。

ベビイさんは歩けるようになるのが1歳4か月の半ばころと遅く、そのため外遊びもなかなかままならなかった。さらに1月、いくら雪の降らない地域とはいえ外は寒く、児童館に行けば毎回派手に風邪をもらって帰ってくるためなかなか行く気にもなれない。そうすると家の中にいるしかないのだが、毎日持て余してしまった結果「歩ける距離にあるしお散歩ついでに絵本でも」となったのだ。この頃のベビイさんはとにかく絵本を1日に何度もせがみ、ピーク時は1日50回以上読み聞かせをしていた(今は1日5~20回くらい)。家にある本だけではもう大人が耐えきれず、かといって買いまくるだけの財力もなく、図書館様様だった。

特に好きだったのがこれ。

食べることが大好きで、初めて出て定着した単語が「んま(まんま)」だったこの男、読んでゲラゲラ笑うことはないものの1日に何度も何度も読んで欲しがり、大人が限界を訴え本を隠す勢いではまった本。ぱんだーいすき。

食べ物シリーズでこちらも。「くだもの」は購入。ベビイさんが一番気に入っていたのは「いちご」。1歳2か月頃から「くだもの」を読むと絵に手を伸ばして果物を食べるまねをするようになった。個人的に「くだもの」と次に紹介する「しろくまちゃんのほっとけーき」は幼児の課題図書レベルでいろんな子が持っている気がする。


次いでみんな大好きこぐまちゃんシリーズ。図書館で「しろくまちゃんのほっとけーき」を借りたことを機に親子でのめりこんだ。現在持っているのは「しろくまちゃんのほっとけーき」「こぐまちゃんおはよう」「しろくまちゃんぱんかいに」「たんじょうびおめでとう」「こぐまちゃんのうんてんしゅ」の5冊。絵が全部一緒だから内容も似たり寄ったりと思うかもしれないが、それぞれにテーマがあり子どもも分かりやすく、大人も楽しい。


単純な作りの話だが、意外と子供には難しいようで結構集中して探してくれる。1歳半頃から正答率が上がり始め、1歳8か月頃には大体全部正確に当てられるようになってきた。2歳からとなっているが、カラフルだし文章も短いので、1歳前から読み始めてもいいのでは?と個人的に思う1冊。きんぎょがかわいい。


動物好きなベビイさんに。今度はちゃんと文章がある!このほかに福音館書店012シリーズの「ここよここよ」「こんにちはどうぶつたち」も図書館で借りてお気に入りだった本。あと他の出版社で読んでいたのが「ねずみのともだちさがし」という写真の絵本で、実験用のネズミ…?と思われるネズミが友達を探すというもの。


東大があかちゃんのために作ったと近年注目を集めている「もいもい」のしかけ絵本。ベビイさんがもいもいに食いつくようになったのは1歳を過ぎてからだったが、あまりに気に入ったので続編?も購入。同じ出版社の「うるしー」も1歳過ぎ頃から食いついて見るようになった。


その他にも「ねないこだれだ」でおなじみせなけいこ先生の絵本やら、福音館書店012シリーズをいろいろ読み聞かせ続けた半年。4月から保育園に通い出したもののすぐコロナに伴う登園自粛要請のため2ヶ月通えず、図書館も閉まってしまったものの、その間もやはり読み聞かせに頼るところが多かった。6月に登園再開してからは日中は保育園にいるので読み聞かせの量や頻度は減ったものの、ベビイさんにとっては「絵本を読んでもらう=自分だけを見て構ってもらえる」と思っている節があり、寂しくなると絵本を持ってくる。コミュニケーションの手段として活用していきたいが、お判りいただけるだろうか、当たり前の話ではあるがだんだん文章量が増えてきているのだ。ちょっとしんどい。

それでも読み聞かせは続く。


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