「挙手する子がいい子」という【思いこみ】
子育てをしていると
”じぶん”の子供なのに、本当に”じぶん”とは違う人間なんだと思わされて
ショックを受けたり、イライラしたりする場面が多いものです。
学校が大っ嫌いな長女のなはら姉さんは、
私に、本当にいろいろな人間の側面を見せてくれます。
そのたびに、私は「なーーんでーーーーーーー!!!!」と
叫びたくなるものです。
「挙手をしてほしい」という私の願い
小学2年生の頃だったかなと思います。
なはら姉さんの授業参観に行ったとき、なはらが授業中、おとなしくしてはいるものの挙手を一度もしませんでした。
前日は、「ちゃんと授業を見に来てね!!!」と私に言い聞かせてきていたので、どれだけ張り切って授業を受けているのかと私は勝手に期待をしていました。
なので、(私が想像する)頑張っている様子を見れなかったことががっかりで、「なーーーーんでーーーーー???」と、その夜、なはらに叫んで、大げんかをしてしまいました。
私は「ハイ!!はい!!」と元気よく挙手をして、発言している「立派」な姿を見たかったのです。
もちろん、それは私のエゴなだけなんですけどね・・・
なざらは 「ママに褒めてほしい!」という欲求が強い子なので、私が授業参参観に行くと、頑張っている様子を見せてくれます。
でも、なはらはそういうことはしない子です。
先日、こんな記事を見て、ハッとしました。
熟考する子どもは積極的に手を挙げない。挙手指名制が受け身の子どもをつくる (kodomo-manabi-labo.net)
「積極的に挙手することがいい子」というのは、【思い込み】だというのです!!!!!
こんなところにも、自分の【思い込み】があったなんてーーーと びっくりしてしまいました。
別に大人しく勉強できる子が悪いわけじゃない、積極的に挙手をする子がいい子というわけでもない。
それぞれの個性なだけ。
これが思い込みだったと気が付けたので、これからの授業参観で、挙手の期待はしないで済みそうです。
大事なことはそれじゃないってことですね。
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