見出し画像

待ってみたらやってきた、「学校 行く!」というなはら姉さんの言葉

連日、学校嫌いの、なはら姉さんとのことです。

先日も やっぱり「刑務所みたいな学校、行きたくない」となりました。

朝 ちゃんと起きて 着替えも 準備もできたのにも関わらず、出発する時間になって「行きたくない」となったわけです。

いつものことです、はい。

でも お昼すぎになり 「やっぱり 学校行く~~」と なはら姉さんが言い出し 行って来ました!


それは こんな風に時間をすごした後のことでした・・・

画像1

準備できているのに 行きたがらないなはら姉さんに「行ったらいいじゃん、せっかく準備できてるんだしー」と 私が声がけをするも 「やなんだよ~~~」と ぐずぐず・・・

今までの私は「そんなわがまま言わないの!学校は 行くものなんだよ」と押し続けてました。

でも 今は、妹弟の保育園準備を進めながら「私は 学校行ってほしいけどね」と さらっと言うだけにしておきます。

それは 私には ちびっ子たちを保育園に9時までに送っていく、というミッションもあり 忙しいのです。

なので、なはら姉さんの登校時間が過ぎたら、私は 自分のエネルギーと焦点を 保育園の登園に切り替えて 動くことにしています。

今までは「もお~~ 保育園に送っていかなくちゃいけないのに 何してるのよ~~~」という、なはら姉さんへの異常なイライラを抱えていました。

それを手放したので 登園までの時間を ちびっ子たちとも 穏やかにすごせるようになりました。

画像2

最近は なはら姉さんが 学校に行かず「一緒に 保育園行く~」というので ちびっ子たちの保育園の送迎に付き合ってもらっています。

なはら姉さんの視点で うちのちびっ子たちの保育園のお部屋の様子や 先生たちの対応の様子を見て 何を感じるかを聞いてみたりしています。

うちでちびっ子の子育てに関わっているなはら姉さんは、子供の視点と 育児者側の視点を持てます。

なので 彼女の将来のためにも、保育園をほんの少し見学するチャンスがあるのも 悪くないかなと思ったり。

そして、ちびっ子を保育園においてきた帰り道 二人でいろいろとお話ができるのです。

画像3

いつものように うちに帰ってきて 私は 夕食を作り お洗濯を済ませている間に なはら姉さんは ドリルをやったり お部屋の片づけをしたり 本を読んだりして すごしていました。

我が家は なはら姉さんの小学校の目の前に住んでおり、リビングから見える校庭がみえるのですが

5時間目になったら 校庭に なはら姉さんのクラスが 体育で出てきました。

「あ~~~ Mちゃんだ!Sちゃんも見える!先生 黄色いTシャツかっこいい」

と 何気に私が言ったら

「え?え?え?」

と 窓から顔を出して みんなを見つけて

「Mちゃ~~~~ん!Sちゃーーーーん」

と 家から 元気いっぱい大きな声で みんなを呼んでいました。

そしたら クラスのみんなが こちらを向いて

「何してんのーーー???早く来なよーーーー これから体育だよーーー」

と 呼んでくれました。

画像4

学校で 黙って座って つまらない話を聞くのはいやだけど

大好きなお友達がいて 一緒に遊ぶ約束をしたり tik tokの話とかのはしたい・・・

みんなに「おいで~」って言われて スイッチが入り

「やっぱり 行く!今から行ってもいいかな?」

と なはら姉さん。

みんなには 会いたかったんだね~

そこから さくっと準備をして 学校に行きました。

みんなに会うと 恥ずかしがっていたけれど やっぱり みんなが わ~と集まってくれて お話が始まって うれしそうでした。

押すのをやめて 引いてみたら ドアが開いた、って感じでした。

画像5

なはら姉さんの学校の利用の仕方が わがままな気もします。

やりたいことだけやって なんて 自由なんだろう・・

我慢のできない子に育っているのかもしれません。

現在の私は こういう生活がいいとは あまり思っていません。

ギャリーは もっと 「とにかく 学校行け~」と言っています。


でも とりあえず 私が 「頑張らない」という挑戦をする気分なので 少しだけ、今ちょっとだけ、なはら姉さんに こういう時間が必要なんじゃないかなと思って ゆるい感じにすることにしています。

私が ゆっくりお話をする時間を持つことができる、ゆるい生活。

それが 彼女の心のケアに必要なのかもしれないと思っているからです。

我が家では 大人側のチームに入れられている彼女の「子供の心」が 取り残されぎみなのかもしれないな、なんて思っています。


こういうスタイルの学生生活が続くのかもしれないし いつか 毎日 楽しんで学校に行く日がくるかもしれない。

それは God only knowsですね。


ママたちのハッピーのために大切に使わせていただきます。サポートありがとうございます。