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自分を大事にするコト

価値観、生き方、在り方…家族の形や子育ての方法まで、今は多様性の時代といわれるが、言葉ばかりが流行していて、実際の社会はそれほど多様性への理解度が高いとは思えない。

今この社会に生きる私達自身、多様性を認め合おうと言いつつも、その他大勢からの逸脱を恐れ、他人の目を気にして、どう振る舞うが『正解』なのかを常に意識して行動している。

私の自己肯定感は低めだ。

親に、学校に、大人に認められようとして、正しい振る舞い、正しい生き方、理想の子供像を演じ続けるのが正解だと信じて生きてきた。そういう生き方に、違和感や、窮屈さを感じながらも、それは自分の努力が足りないだけ、もっと期待に応えよう、もっと結果を出せば満たされると信じてきた。

ふいに訪れた、妊娠、出産、子育て。

これまで築いたキャリアや立場、努力してきた年月が、ガラガラと音を立てて崩れたイメージを、今でもはっきり覚えている。結婚、ましてや子育てなんて、全く興味が無かったのだ。

その他大勢から、急に、マイノリティに転落。頼れる親も兄妹も居ない。頼れるキャリアウーマンから、いつも休みがちな頼りない女への転落。
そんな自分が嫌いで、自分で自分を大事にしないから、周囲も私を大事にしない。
世間では、女性の社会進出を強く望む報道が多い。けど、現実は、妊婦や子育てママを邪魔扱いする職場も少なくない。そりゃそうだよね。すぐ休むし、働ける時間も短い。残業なんて出来ない。休日出勤お断り。

生まれたての赤ちゃんは、全力で我儘だ。食べて、寝て、排泄して。時や場所なんてお構いなし、こっちが疲れているかどうかなんて知らん顔、とにかく自分が生きる為に、快不快を全力で表現する。諦めない。

私はどうだ。親の、上司の、同僚の顔色ばかりを気にしている。言いたい事も言えない。もはや、自分が何を感じ、何が言いたいのか、本音本心すらあやふやになってしまっている。
自分の在り方すら曖昧だと、他人の在り方を受け入れる事が難しい。
そして自分の在り方すら曖昧だと、子どもの振る舞いを許せなくなる。

多様性を受け入れる為に、多様性を受け入れる前に
まずは自分をありのまま受け入れよう。
自分の在り方を見つめなおそう。
夜中には無数の価値観が存在している。
だったら私も、自由でいいじゃない。
ちょっと悪くたっていいじゃない。
ずぼらだっていいじゃない。
優しい母じゃなくたっていいじゃない。
それもこれも、全部自分。
嫌な部分も全部、私自身。
良い、悪いじゃない、ただ、そういう自分がいるというだけ。
そう思う事で、相手の価値観を受け入れられる。

多様性を受け入れられる。
個性が輝く。

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