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組織化するなら何を手放す?

こんにちは

起業家専属ビジネスコーチ SHIHOです。

先日、ビジネスの成長に伴う業務の外注、人材登用についてご相談を受けました。
自分のポジションをどうするのか?
どの作業を外注していくのか?
どんな人材を登用しチームを作成していくのか?

業務拡大のフェーズで人材登用を検討しているなら
まずは、

「あなたでないとできないことは何?」

という自分に対する問いを立ててみてください。

今まで見てきたクライアントの中でも
「これからは人材育成をして自分と同じことができる人を増やす」といったフランチャイズ型のビジネスが向いている人もいます。
その一方で、
「同じことを他の人ができない」というビジネススタイルの方もいて、この方には仕組み化・フランチャイズ化を目指すことは、お勧めしておりません。そもそも同じ事を同じようにできる人の数が限りなく少ない場合が多いんです。
人柄ビジネスといったような、その人自身の魅力でビジネスをしている方についてはこちらに当てはまります。
 
フランチャイズ型のビジネスの場合は、自分がしている事を体系化し、仕組み化・マニュアル化をして、教育を実施し、自分と同じ業務ができる人を増やす事で、ビジネスを拡大していくことができます。
 
後者の方の場合は、仕組み化ではなく、いかに自分がフリーで動けるのか、自分という媒体をフルに活用できる働き方はどうするべきかの視点を持ってビジネス展開をしていく必要があります。

そのため、前者の方、後者の方では外注する仕事内容、登用する人材が変わってきます。

ご相談に来られる方は、プレイヤー気質の方が割と多くて、この方達がバックオフィスに回ることは、あまり得策ではないと私は感じています。業務を外注、人材を新たに登用するのであれば、「ビジネスモデルを策定できる人」「アイデアを形にする作業ができる人」という自分ができない部分をフォローしてくださる人に依頼するのがベスト。その上で、自分をフリーにしておく。ことで滞ることなくビジネスが進んでいきます。
 
ともすれば。仕組み化をして、教育をして、協会化・フランチャイズ化をすることがスタンダードのように思われがちです。

ですが、

あなたでないとできないことは何?

この問いにじっくり向き合ってみてください。
周りからのフィードバックや、お客様の声も参考にしながら、自分のポジション・特性を見つめることが重要です。

今、ビジネスの拡大を視野に、新しい人材を登用しよう!と考えている方は、一度立ち止まり、これからの「自分のあり方」についてまずはよくよく考えてみてくださいね。
 
では。

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