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お客さまはどこにいますか?

こんにちは

ビジネスコーチ & フリーランス販売戦略マネージャーのSHIHOです。


ビジネスコーチのお仕事と並行して、スタートアップの会社にて商品開発と販売についてのサポート業務もさせていただいております。

まぁ・・・ぶっちゃけで言えば、失敗の連続で、軌道修正を何度も余儀なくされているわけですが、この失敗から学ぶこともすごく多くて、経験をたくさん積ませていただいております。

市場調査の大切さ、マーケティング・リサーチの大切さを痛いほど痛感しております。→現在軌道修正中。
 
商品を販売するときは、その商品をどのように展開していくのか?ということも大切なのですが
 
「どこに向けて」販売していくのか。その商品が欲しいお客さまはどこにいるのか?というリサーチもめちゃくちゃ大切やと思っています。

例えば・・・伝統工芸品を販売する方が、MinneやCreemaのハンドメイド市場でモノを売ることはないですよね。
そもそも、「単価」も違うしお客様が商品に求めている「価値」も違う。
 
こうして、具体的に文章にして記載するとわかりやすいのですが、いざ自分が商品を販売するフェーズになってくると、どこに行ったらいいのかわからない。どこにお客様がいらっしゃるのか見えなくなってしまうことがよくあります。

小売業時代にも、「売れているお店の真似をすれば売れる」と聞き、とにかく系列グループの自店よりも売れている店が実施している施策についてとことん真似をして販売していました。が・・・その企画、同じようにやっても、全然同じ金額売れへんわけです。どれだけ詳細にマネしてもダメ。なんであかんのやろう・・・ってめっちゃ頭を抱えておりました。

これ、今となってはあかんやつやってわかるんですけど。企画した催事が終わって、冷静に考えたらすぐに理由がわかりました。
それは、「お客様」が違ったからなんです。
 
真似をしていたお店の平均単価、売れている商品、客層、平日と土日の集客数、滞在時間、平均年齢、が全く違っていたんですね。そりゃ、同じもの置いて売れるわけないんです。
 
ですが、自店の客層と購買動向に合わせた催事を企画した際は、他店よりも2割くらい高めの商材を揃えても、全国240店舗以上の中でシーズン1番の売り上げを作ることができました。(この催事、次の年、他店でも行われたのですが、数年は売り上げの記録を抜かれることがなかったと、当時の上司から教えていただきました)
 
大型スーパーなどは立地や元々の店舗特性などもあり、すでにみえているお客さまの分析をして、そこに商材や企画を合わせていく。ということが必要になってきますが、小規模事業においては、ターゲット設定は自分で選ぶことができるんです。
 
ここで、「うちは地域で一番安いお店になります」みたいなのは、おひとりさま起業には向いてない。→価格競争では大手には99%勝てません。価格で選ぶお客さまはネットでも目を皿のようにして検索して購入しています。
 
小規模事業者が目指すべきところは「圧倒的な価格」ではなく「圧倒的なオンリーワンの価値」を提供できることなのです。 

ちょっと話がずれましたね。

客層が合わなければ、どんなに良い商品でも売れないし、客層があえば、売れるわけです。
 
「誰に向けて」「どこの媒体で」「どんな戦略で」発信するのかがどれほど大切かを改めて噛み締めております。
  
販売には戦略が必要です。
あなたの商品の販売戦略は明確ですか??

ではでは。

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