カニ飼育記録 -day3-
早速、不安でしかない。
朝、様子をみるのもドキドキしてしまう。
というのも、我が家にきてパンを食べたっきり何も食べてくれなくなった。
流木の下でもしかして挟まってる?と思いカニハウスのインテリアを少し触った。あと昨晩は満月だった。
それっきり水場でじっとたたずんでいる。
インテリア触ったの、いけなかったかな。
初日は活発に動いていたのに、2日目は呼吸もしているのかしてないのかわからない時間帯もあった。
そして迎えた3日目の朝は前夜と同じ位置に居た。口のまわりプクプクと水が動く様子が見えて呼吸している事がわかって一安心。
子供の朝支度を済まし、再度目をやると目を疑った。
カニのはさみ、爪というべきか、
右側が無くなってる!
取れてる…!
自分の心臓がドクンと鳴ったのが聞こえたようだった。
今さっきは付いていたのに…!
飼うことを決めてからカニ飼育関連の検索魔。
だからいろんな理由で自分で切ることがある事は知ってた。
「自切」というらしい。
爪が取れた後に死んでしまったという投稿もいくつか目にしていた。
もう情は沸いてしまっているから辛い…
ただ朝支度中はワーママにとって一日の中で最もハードな時間でもあり、あまり様子をのんびり眺めている訳にもいかず。
すると息子が泡を吹いていることに気づく。
確かに、プクプクというよりは泡状。
ネット検索で得た知識から、
カニが泡を吹いている時は呼吸困難で苦しんでる時!と思い
取り急ぎ水場の浅さは気になってたから設置していた水場を撤去して
オーナーに持たされたタッパーにたっぷり水を入れ、
もっと深い水場に差し替え。
採れた片爪もとりあえず入れて。
あれ?沈んでる?ダランとしてる??というくらい
しばらく浸かっていたカニ。
きっとストレスがすごいんだ
もう構わないでおこう
とにかく遠目にみておこう
小エビだけ念のため置いておこう
水槽自体も室内での物陰に置いてみた。
それが良かったのかは分からないけど、
目しか出てない位に浸ってたカニが立ち上がっていた。
泡は吹いてない。
初日のように、口周りで水が動いていて少し安心。
それにしてもこの取れてしまった爪。
半日経ったけど差し出した小エビには手を出してない様子。
後でザリガニの餌を入れてみようかな。
いや、今は触らない方がいいのかな。
カニ博士求む…!
カニがピチピチと鳴らす水の音で生存確認中。
餌食べてほいいな、ハサミ再生してほしいな。
*つづく*
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