《初産》産後の悲劇...膣壁血腫②

翌日から入院生活5日間がスタート。

朝7時頃、朝ご飯が来て起床。

食べて30分ほどしたら助産師さんが、
私の娘を連れて部屋に来てくれました。

もうほんと可愛くて可愛くて、
ぎゅーっと抱きしめたくなりました。

でも実際は、小さくて細くて
ぎゅーなんて怖くてできるわけもなく、
骨董品を触るように接していました。笑

私は末っ子で下に兄弟がいなかった事や、
甥っ子や姪っ子はいますが、お世話までは
した事がなく赤ちゃんに対する何もかも全て
初めての事で、ドキドキ+ヒヤヒヤ。

この力加減骨折れないかな?
ゲップさせる体勢苦しくないかな?
吐き戻しけど窒息してないかな?
部屋寒くないから?熱くないかな?
布団顔に被ってないかな?

寝てるけどちゃんと息してるかな?
これに関しては今8ヶ月になる娘でも、
毎日寝てるところ確認している自分がいます。

心配が絶えなくて、ベビーが寝てる間に私も
睡眠を取らないといけないのに
何回もベットから起き上がって
様子を伺ったり本当にずっと起きていました。

眠たくなってきた頃にまた授乳の時間になっての
繰り返しで、助産師さんが心配になったみたいで
ベビーを新生児室で預かってもらう事に。

1日だけ朝までぐっすり眠れました。

妊婦期間中は、コロナ禍で沐浴の方法とか
おむつ替え、授乳の仕方、抱っこの仕方
ゲップのさせ方など、ベビーとの生活で
欠かせない事なのに、教室が全部閉鎖されてて
自宅で病院が貸し出しているDVDを見て勉強...

映像だけじゃほんと全くわからない...

実際模型のベビーを使って練習できないのは、
すごく残念でした。

コロナがほんと憎い。

入院中、初めての沐浴で助産師さんと一緒に
教えて頂きながら頑張りましたが、

落とさないかな
首持ってるところしんどくないかな
お湯は熱くないかな
耳にお湯入らないかな

心配が重なりすぎで終始汗だくでした。

一緒に教えてくれてた助産師さんは、

首しっかり持ったら大丈夫〜
これくらいの暖かさ気持ちいいから大丈夫〜
顔からざばーんとお湯かけても大丈夫〜
耳も気にしないで大丈夫〜
お腹の中にいたんだからね!

その都度その都度、
心配事をかきけしてくださり、
可愛い初沐浴の写真もたくさん撮影して頂き
汗だくでしたが最高の初沐浴になりました。

助産師さんってほんま逞しいです。

無事にお風呂に入れ終り、保湿を済ませ、
授乳したら口を開けてすぐに寝ちゃいました。

どんな仕草も全部全部尊いです。

ベビーを眺めて癒される中、
私は入院5日間ずっと片時も忘れずに
頭の中にあった不安な感情が2つあります。

1つ目は、
会陰ってこんなにもいつまでも激痛なのか。

2つ目は、
お産でできた痔はいつ治るのか。

この2つがベビーを眺めながらも、
ずっと頭の片隅にありました。

ダブルパンチでほんとに痛くて辛くて、
座れない程でした。

授乳室に行った時も、私以外のママ達は
みんな普通に椅子に座り授乳をしているのに
私だけずっと何日もドーナツクッションを
持ち歩いて座っていました。

ドーナツクッションを敷いてでも
かなり激痛で、授乳の時間がとても
辛いと思うようになってしまった程です。

産後の会陰を縫合した時も痛かったですが、
この頃の会陰、痔の方が比べ物にならない位
痛くて辛くて、ベビーが寝ている間ベットで
1人でよく泣いていました。

入院最終日。

母体の最終健診があり、症状を先生に話しました。

会陰は縫合した糸が突っ張って痛くなる人が
いるようで、抜ける糸だけ抜糸してもらうと
少し?お気持ち程度ですが痛みが緩和しました。

会陰も痔も時間が経てばこの痛みから解放
されるから、今は我慢...と自分に言い聞かせました。

退院の日。

パパが迎えにきてくれました。

ベビーと一緒に写真を撮ってもらって、
おうちへ帰宅。

2,3時間ごとの授乳がしばらく続き、
ベビーも抱っこじゃないとすぐに起きる子で
寝る間がほんとありませんでした。

妊娠中、好きなものを好きなだけ食べていたので
13kg増えましたが、産後退院してから、
食事よりも睡眠を優先にしてしまっていた為、
気づいた時には15kg減量していました。

混合でしたが、母乳の為にしっかり食べないと
いけないのに反省です。

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