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小さな幸せ

(2023年11月CafeTalkに掲載していたコラムを一部変更したものです)
こんにちは。
駐在帯同生活かがお過ごしですか?
海外での暮らし、楽しくないわけではないけど、なんとなくむなしくなったりすることありませんか?

現地の言葉を勉強する。ダンスやお料理を習う。
どれも時間潰しにしか思えない日々。
日本にいる友人は忙しそうに生き生きと働いている。
現地の言葉は、別にしゃべれるようにならなくても、数か月もすれば暮らせるようになります。
習い事は費用がかかるので、中途半端になり、結局、ひたすら家族のサポートの毎日。
そこで、「私は家政婦?」と思う。。
そんな日々を送っていると、たまに心がドツボにはまります。
そんな時、私は近所のBARに€1.7のCaffe Latteを飲みに行きます。イタリアは、少し歩けばすぐにBARと呼ばれるカフェが見つかります。他人に入れてもらうコーヒーはとても美味しく、癒されます。

アメリカに引っ越してまだあまりたっていない頃、参加者が多くて気のすすまないランチ会に参加しました。
ですが、そのランチ会で近所のスーパーの対面販売で美味しいハムが買えること、もちろん特売日も教えてもらいました。
帰るころには、久々に家族以外と話したことで、なんだか気持ちも晴れやかになり、すっきりした気持ちになったのを覚えています。
もちろん、その後我が家のサンドウイッチの味はかなり向上しました。

どこにいたって悩みのない人生なんてなく、今もがいてるあなたも私もカッコ悪くないと思います。
駐在生活には期限があります。思いどおりにならない日々は永遠には続かない。それならば悩む毎日よりも美味しいハムが買えるという小さな発見が以前よりも何倍も嬉しく感じることができる自分に胸を張って暮らしませんか。慣れない外国で家族を支え頑張ってることが、すでにカッコいいことですよ。

そんな小さな幸せ、よかったら教えてくださいね。


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