見出し画像

採卵・顕微受精1回目【不妊治療ブログ#7】

採卵前の説明

TESE後の受診では、顕微授精や移植などの手順や方法の動画を見ました。その際にAIDの内容もありました。
この時に看護師さんにTESEで一本だけ取れたと言う話をした際「一本だけかぁ…」と渋い顔をされ、この時に厳しい状況である事を理解しましたが、それでもまだAIDまでは意識しておらず、一本でも顕微が上手くいくと思っていました。

先生と看護師さんからの説明を受け、採卵に向けて検査をします。
・子宮内エコー
・採血

採血は多めにとりましたが、こちらの病院の採血室の看護師さんの腕がとてもいいのか、全然痛くありませんでした。むしろ気持ちがいいくらい←
いろんな数値が出て、先生からは
「子宮内の状態は良いし、たまごも年齢に比べて若いです。自然に近いかたちで排卵が出来るよう弱めに刺激していきます。」
と説明がありました。
エコーで見たとき、この時のたまごの数は1個でした。
その後は生理がきたら病院に連絡して受診となります。

生理がきた

生理がその日の夕方にきたので、次の日に受診して今後のスケジュールの説明を受けました。同意書や説明書、体調管理用紙など渡されました。その後は診察です。たまごの状態も良好で診察後、薬局で薬も処方され帰宅しました。

クロミットを生理3日目から5日間服薬となります。
その後は指定された日に受診し、卵胞の確認、注射の処置、採卵と注射の説明と指導を受け帰宅です。

その後も定期受診して卵胞の確認があります。

私は不妊治療と体調管理のため(半年前コロナ感染後に喘息悪化し退職した)専業主婦なので通院しやすかったです。
急な受診が本当に入るんだな、、、と実感し、職場環境によっては仕事と不妊治療の両立は難しいと感じました。

採卵の日が決まった

採卵の日が決まりましたが、あいにく土日にかぶりそう。
そこから数日間、排卵しないようたまごが育つよう注射に通いました。
採卵の2日前に自己注射をしなくてはなりません。

その時に気が付きましたが、処方された自己注射は要冷蔵
処方されたら冷蔵庫保管しなくてはならないことを忘れ室内保管していました。慌てて病院に連絡した時間は間もなく注射を打たなくてはいけない時間で、看護師さんから指示を受けそのまま自己注射しました。
初めての自己注射で自分に針を刺すのは怖いものでした。これ以上の間違いが無いようにピッピに見ててもらいながら処置しました。

採卵当日

自己注射の日から腹痛が続いてました。
採卵前の診察のエコーで
「排卵は終わったようです」
と説明があり採卵できませんでした。総合病院なので土日は病院お休みです。今回の私のスケジュールも排卵予定日が土日にかぶっていたので、排卵しないように受診時に注射を処置してもらっていましたが、結果として採卵は次回に延期となりました…残念😢

ただ、TESEからここまで慌ただしく動いてたのが時間が空いたので、このタイミングでピッピと顕微授精がうまくいかなかった時にどうするかも話をしました。

私たち2人とも子供が欲しいという気持ちに変わりはないものの、ピッピはTESEの結果を受けてこのタイミングでもAIDを少し考えていました。
ただ、私はやっぱりピッピとの子が欲しいし、この時点ではまだピッピ以外の人の精子を受け入れる事を考えられなかったので、話し合った結果、もう一度TESEをする、但し次は違うやり方が出来ないかセカンドオピニオンを受けるという事で一致しました。

翌月の採卵と受精結果

次の周期では前回で勝手も分かってきたので定期受診・注射通い、服薬、自己注射とスムーズにこなして採卵の日を迎えました。
朝8時に病院に行き、問診とエコー後に採卵となります。手術室まで歩いていき、先生たちに挨拶して台の上に乗りました。体にいろいろな装置を貼っていきます。採卵は全身麻酔で行いました。

結果、2個のたまごを採取できました。

待機室で麻酔がとれるまでしばらく休憩です。ピッピも来て話しながら時間を待ちました。ひどい生理痛のような腹痛がありましたが、その後、先生から説明を受け抗生物質と痛み止めを処方され帰宅しました。

採卵から数日後の受診で顕微授精の結果がでます。
上手くいくことを願い病院に行き、診察を待ちます。

診察時間になりました。
「残念ですが、今回は受精に至りませんでした。」
と写真とともに説明がありました。
凍結保存した精細管には運動精子がなく、何とか顕微授精を試みたものの、受精反応は出なかったそうです。

そっか~、、、。
少し呆然としながら先生の話を聞いて帰りました。
ショックが大きいですが、すでにセカンドオピニオンも考えていたので、まだまだ次がある!と意識を変えました。

写真を見て上手くはいかなかったけど、この子たちが私とピッピの最初の子たちね。と思いました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?