サトコとハイボール。

今回は、親戚の叔父叔母たちと
久しぶりに会いまして～
という身内のお話です

先日、叔母と電話で話していた時
とうとう免許を返納すると聞き
あんなに達者な運転をしていた
しっかり者の叔母が
もうそういう時期に来たのね･･･

叔母は昨年
足の大きな手術をして
今回の免許書き換えの機会に
「もう返すわ･･･」なんだそうで
寂しく感慨深くなったわ～

坂の多い住宅街に住み
地図が得意で詳しくて
家族のために東奔西走運転した
そんな叔母は
免許を取得してから５０年以上
無事故無違反で、もらい事故すら
なかったという立派な経歴でね

叔母がハンドル握れなきゃ
もう会えないじゃん！
みたいな話をしているうちに
「舞ちゃん会いたいね」
という展開になり
暑気払いでもやろうよ！
サトコが言ってるんだけど？？
と話がどんどん大きくなっていき

今回こそ、
もう会うのは最後かもしれないね
『みんなが生きてるうちに
　会える時に会わなきゃね』
と言った高齢の母と
まだ夏休みの娘を連れて
（息子は学校で今回はパス）
遠路はるばる会いに行ってきた

サトコ。
私の４歳年下のいとこで
独身未婚（無婚）の変わり者。
半年ほど前に
我が親族のお墓問題を今さら
かき混ぜだして
以前、noteで話題にした
私が子供の頃から
何かとイライラする相手。
たっぷりと今回は愚痴書くよ！
苦手な方は
今回も読むのはご遠慮下さいね

＊＊＊

さて問題です！
遅刻の常習犯で有名なサトコさん。
時間通りに来るでしょうか
来ないでしょうか？？

正解は、そうです
やっぱり遅刻しました２５分。
早めに来るはずが
電車のアクシデントで
遠回りすることになったそうで
そんなことは恒例行事で
予定通りの展開で
人の信用と悪いお手本というのは
こういうことなのよ！！

叔父叔母に会ってから聞かされ
しかも、面倒くさいのが
中華のお店を予約したのは
サトコなのに
「先に食べてて」になり
初めて行ったお店で
どう注文しようか任され悩んだ
叔父叔母が軽く揉めるという
これまたお約束の展開で
親戚に会った気分が完成されて
なぜかグッタリと我が家はみんな
早朝から家を出てきた疲れが
出始めちゃったのよね

そしてサトコは
来ることを忘れ始めた頃に到着し
私の母である伯母を毎度のように
待たせたこともあまり詫びず、
うちの娘もいるのに
いい大人が恥ずかしさもなく
あ～お腹空いた～と
私の目の前にドカッと座り
ハイボールを注文し
１人だけ昼間から飲みながら
何事もなかったように
テーブルのお料理をつまむ姿を
「ババアの風上におけねぇ～な」
私は心の底から呆れ
ガン無視していた

さらに
母がまさかの質問をしていて
やっぱり！早朝から
サーフィンをしてきたことも
判明しちゃって
私、母、娘の３人で
目も合わしてないのに
こんなに呼吸が合いますか？
というほどのドン引きをしたのは
言うまでもないよね

しばらくすると、サトコが
「舞はバイト大変だったって？
　あぁ～バイトじゃないか
　パートか笑」
バイトでもパートでも
どっちでもいいんだけど
なんなの！その下品な聞き方！

まぁまぁの静かなお店で
私の仕事の顛末を話すなんて
できるわけがなかったし
適応障害と言われてしまった
この私に対して聞いてるくせに
ケラケラ笑いながら
デリカシーなさすぎて
「あ、うん･･･。」
またしても知らん顔してみたわ

－－－－－

だいたいさ、適応障害っていう
言葉は何なのよね？
よく考えたら適応できない人、
障害の人、みたいなさ
心の八方塞がりにあったのは
確かに私だけど･･･
不適合者みたいな
扱いづらい側のように言われてさ
気分悪い言葉（病名？）よね！
ひどいことを言う人こそ
言動障害みたいに言われないのは
仕方ないけど哀しいよね

－－－－－－

その後、サトコは
「たいして変わってないけど
　どこが痩せたの？」と
またしてもカチンとするような
質問をしてきたり

「就職どうしたいわけ？」と
娘にあれこれ偉そうに質問し
その割には、コネがあるだの
長い社会経験からの
アドバイスをしていたわけでなく

逆に「仕事どうすんの？」
と、偉そうに私へも聞いてきて
適当に会話しながらも
頼んでも悩んでもないのに
ハローワークへ行けばいいだの
学ぶ機会も必要かもね！と
あれこれ問題解決を言い出した
本当に大きなお世話で
黙ってろ！と何度思ったか･･･

そして終始、
上から目線で話し続ける
そんなサトコに
娘は嫌気がさしてるからこそ
「サトコってすごいね！」
と、おべんちゃらで
褒めだしただけと私はわかるけど
そうでしょ！そうでしょ！！と
自己肯定感高めの発言を
次々に言い出して怖い怖い怖い！
頼むからもう黙っててくれーー

そんな１日を過ごし
お別れした後のグッタリ感が
ものすごかったから
その後２日間も寝込むほど
みんなで疲れが取れず
特にサトコにおいては
あと５年はお腹いっぱいで
会わなくていいね
と家族会議で決まったのでした

１つ、引っかかる発言があって
サトコは私に
「そういうことはそうなった時に
　考えりゃいいじゃん」
と言ってたけど･･･

そうか！そういうことか！！
だいたい叔父が頑固で変わり者。
叔母が苦労してきたのは
叔父とサトコのせいで
さすが父娘というのは
私を含めて本当に似るもんだよね

そして
ず～っと知っていたけど
クソババアのサトコは
もっと嫌なババアになったもんだ
お前さんは、自分のことだけで
周りや親のことなど
何も考えてないでいるんだねぇ～

確かにまだ幼い頃や若い頃は
活発で言いたい放題の舞ちゃん
だったかもしれないけど
年取っちゃったから
疲れるような場面では
よっぽど腹が立たない限り
エンジンかけないし
いちいちガタガタ言わないのは
そうか！晩年の父を思い出すと
こういうことか！
今回もサトコに言わせておいて
後になって
思い出しムカつきしてるけど笑

私なりにオバサンアップデートを
しているのもあって
結婚出産子育て離婚に相続、
さまざまな経験と親と同居もあり
言っていいことや悪いことも
ずいぶんと分別がつくようになり
転ばぬ杖、ならぬ
人生の危機管理と対策は
意外に練りながら過ごしてきた

新しい仕事に就かなきゃならない
ことについても
電車に乗って遠くへ通勤して
高収入を得る社員になるよりも
子供達が巣立つために、
同居している母を見送るためにも
居心地が良く長く働ける場所を
今まで通り探していたことも
サトコと話していて気づいた

逆に、弟夫婦に親を任せ
なんだかんだで高齢の叔母が
孫の面倒をみながら食事を作り
いつまで経っても
台所を引退できずに疲れていて
「いいなぁ～お姉ちゃんは
　何もしなくても
　舞ちゃんが何でもしてくれる」
叔母はよくそう言うけど

サトコ！
人生１度きりだからさ
好きなことして
自分のことだけ考えて生きるのは
いいんだけど
いい歳になったら
そういうわけにいかないのを
もう少し学んだらいいわね
ましてや、
そうなった時に考えりゃいい
なんて思いながら
自分勝手に生きてしまうと
必ずしわ寄せが来るのよ

だから、あの時も
お墓問題をほじくれたんだよ！
先々のことを考えてないからね

叔父叔母がまだ元気だからね
まだ大丈夫かもしれないけど
サトコの人生は本当の意味で
まだ始まってなくて
終わりも見えてないのでは？と
そう思えてしまったわ
恥ずかしいオバサンだわね

あの日から
まるで言われっぱなしで
モヤモヤしていた私の気持ちの
結論が出たわ
幸せや人生それぞれだけど
サトコ、あんた間違ってる！
やさしさと思いやりは足りないし
まずは時間！
遅刻しないで来るようになったら
人に発言権はあるんだよ～
べぇ～～！！👅