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早かった一週間

ブータンにきて初めて、一週間が早かったと感じた。
これまではやることのない日々で、次の予定まであと何日、何日、、、とカウントして。学校始まってからは毎日毎日、まだ火曜日、まだ水曜日、まだ木曜日…と週末を心待ちにして。
そんな時間の使い方がわからない苦しい日々を送っていたのだなと気づく。

最近「自分に激甘」を心がけている。
学校から早く帰りたいと思ったら、授業終わったら即帰って
カフェでリラックスしたいと思ったら平日でも街まで出かける。
いつもは贅沢だと我慢する甘いものも、食べたいと思ったら食べる。
デスクワークで体が縮こまっていたらピクミンしながら長時間散歩するし、野菜が足りないと思ったら健康的なご飯をたべる。

常に自分がどうしたいか、どう思っているのかを観察して、それにこたえてあげる。そうしていたら自然と日常に幸せが増えた。口角が上がる時間も増えたし、思考だけが先走る時間も減った。これが物事の捉え方が変わる瞬間か、と感じた。

私は自分が好きだ。以前友達と「自分と全く同じ性格の異性がいたら付き合いたいか?」という話になり、付き合いたいと返答した。だって人間としてちゃんとしてるし、気きくし、気持ち理解してくれるし、慈悲深いし。笑
自分の強み、得意もたくさん言える。必要以上に自分を過小評価しているつもりもなかったし、なんでそんなこともできないんだと自分をいじめることもない。結構自分を可愛がっているほうだと思っていた。

しかし、意識的に「自分を甘やかすぞ!」と行動するのは自分を可愛がることと全く意味が違った。脳が疲れていることを理解して、疲れをとるために積極的休養(運動、ストレッチ)をする。自分の心の疲労に気づいて、回復する方法(カフェの空間で集中する、空をみる、人と深く話す)をとる。疲れているから、癒すために行動する。この本当の意味が理解できた。

これらのおかげで、海外生活をはじめてから今が一番心が落ち着いている。他人にばかり求めていた愛情も、自分で満たせる感覚がわかってきた。わたしがこの国にいる意味も見えてきた。第3次成長を迎えようとしている。ゆっくり、焦らず、自愛を続けていこう。

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