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池袋ジェイズ・バー96ネヴィス祭(02)

2月16日(木)
本日から96ネヴィスの第2回目の開催となります。

前回は開始後4日目の日曜日に残量3分の1となり、一旦封印させていただきました。ご来店いただいても飲んでいただけなかった方には申し訳なく思います。

今回選んだ2本はどちらもシェリー・バット樽のベン・ネヴィスです。

前回の記事で当初はバーボン樽系の96ネヴィスが自分の好みのようだと感じていたことをお話しました。でも時を経て、その認識は少しづつ変化していきます。

そのきっかけとなったひとつが、TWEのシングルモルツ・オブ・スコットランドの一樽。

ひと言で申し上げるなら、そこに構成要素の多彩さを感じたのです。当初は96ネヴィスの素直さを評価していたのだと思います。ですが、それだけではないことを気付かせ、その認識を改めさせてくれたのがTWEの1本でした。

前回の
ベン・ネヴィス 1996 − 2018 22Yo
Archives / for Shinanoya
Hogshead , Cask N0.12627 , 49.5%
は素直な96ネヴィスの代表的な1本だったとの認識があります。

シンプルな構成要素ながら伸びの良い96ネヴィスらしいフルーティを感じさせます。当時は積極的にホグスヘッドの96ネヴィスを追いかけていたことを思い出します。

今回選んだのはリストNo.4とNo.14。

ベン・ネヴィス 1996 − 2015 19Yo
Hunter Laing / Old Malt Cask
Sherry Butt , Cask N0.HL12148 , 50%

ベン・ネヴィス 1996 − 2019 22Yo
The Whisky Exshange / The Single Malts of Scotland
Sherry Butt , Cask N0.2019 , 55.3%

先ほどもお伝えしたとおり、TWEの96ネヴィスは僕の認識を改めてくれた1本でしたが、正直にお話しするなら、当時の僕のOMCのベン・ネヴィスに対する評価は高いものではありませんでした。

記憶を辿って、それぞれその当時の僕の中でのレイティングを行うならTWEが85点。OMCは70点。といった感じだったでしょう。付け加えるならアーカイヴスのホグスヘッドは89点。そんな思いがあります。

2月16日の木曜の14時半。現在の僕はまだその二つを飲み比べていません。OMCの瓶詰は2015年。TWEは2019年。当然ですが、瓶詰時期に4年の差がありますから、当時の僕もその二つを同時に飲み比べたことがありません。

かつて低評価だったOMC。
僕の認識を改めさせたTWE。

その二つを飲み比べて、自分の中にどんな変化が生じるのか?TWEは懐かしい人との再会が約束されています。OMCはあの時に見つけてあげられなかった魅力の存在に気付くことでしょう。

愉しみな2本です。
#池袋ジェイズバー96ネヴィス祭


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