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ちりを見つめて


 ちりグラファーたるもの、常に最新の情報に敏感でなければならない。
 ということは全くなく、今日も粛々と、昨日と同じもっふもふのおちりを撮っている。
 だって、ちりグラファーだもの。

 いや、同じではない。
 もっふもふのおちりが昨日と同じに見えても、今日のおちりは決して昨日のおちりと同じではないのだ。昨日より今日。今日が常にもっとも萌えるおちりに違いない。

 とはいえ、おちりは健康のバロメーターであるから、昨日と違うところはないか、何か変わったところはないか、しっかり観察することは重要である。
 そこはちりグラファーというより、かいぬしの重要な務めであるが、幸い、我が家はちりグラファーがかいぬしなので、趣味と実益を兼ねた大変魅力的な職業と言える。

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 という訳で、そこのあなた、ちりグラファーになりませんか?
 日本ちりグラフ協会では、常に会員を募集中です。
 我こそはおちりLOVE!というおへんたい諸氏、世間の温かくも冷たくもない「無関心」の視線に臆することなく、ともに「ちり道」を究めようではないか。

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