セグメントとターゲットの徹底理解
消去法ではないので勝率が上がる ビジネスの軌道修正の方法が容易になる 利益に最大化が出来る
セグメントとは市場を分割する事
例)呑み屋市場は大体4つの種類 「ビール・日本酒・ウイスキー・ワイン・焼酎」 これらすべてのニーズは膨大な金銭が掛かる 最小予算で最高効果にする為にセグメントする 「ビール」「日本酒」「ウイスキー」「ワイン」「焼酎」に分割する 但し、根拠なしにセグメントを切る事は失敗のタネ 最小予算で最大効果を見出す
セグメントの正しいやり方 市場を分割しても存在するのか?を4つの変数に基づいて決める
<人口変数> 例) 年齢、年齢層 <地理変数> 例) 地域(寒い・暑い) <心理変数> 例) 志向性(新しい・古い) <行動変数> 例)使用頻度(高い・低い)
人口変数・・・世帯、職業、性別、年齢等によってコンセプト変更 地理変数・・・地域に基づいてお店のコンセプトや品揃えを変える 心理変数・・・メンタルアカウティングングなどを重視したビジネス展開 オーガニック、ベジタリアン、地球環境、環境問題 行動変数・・・毎回リピートする人か、それとも新規客など ロイヤリティ(繰り返し)、ベネフィット性など
上記の4つの変数を考慮しながら市場を区切る事をセグメントという STP戦略はフレームワークが古すぎる ターゲットとはそのセグメント区分を選ぶ根拠を示す為の要素
ターゲティングの理解
ターゲティングを絞る、ターゲティングは『仮説を立てて、次に検証していく事』を指す 例)とある美容室 地理変数・・オフィス街で競合が少ないが需要が多い 人口変数・・お金はあるが、時間がない 心理変数・・髪を切る行為に時間、お金を掛けたくない 行動変数・・髪を切るのは突発的な心理現象 これらの仮説を検証する為に作られたのがQBハウス このように『変数』によってそれぞれ仮説を立てていき、そこの検証を実証する事『ターゲティング』 市場は「どこにあって(エリア)」「誰によって創られていて(顧客)」「誰が満たしているか?(競合他社)」を考える
ターゲティングの6R基準について 市場規模(Realisticscale)~常にそこに市場はあるのか❓ 成長性(Rate of growth)~今、市場はなくても今後成長の市場はあるのか? 競合状況(Rival)~競合はいるのか❓ 優先順位(Rank) 到達順位(Reach) 測定可能性(Response) これがターゲティングのフレームワークになる
市場規模・・ニーズがあるのか?どこにあるのか?誰にあるのか? 成長性・・・今後ニーズが出そうか?どこに出そうか?誰に出しそうか? 競合状況・・現在、未来に誰が競合になりえそうか?いつなりそうか? こうした事を念頭に『ターゲティング』を行っていく 新規事業を創る際や事業の軌道修正をする際にも大切
例)USJのV字回復 入場者数が2001年オープン1000万人⇒2009年800万人⇒2016年1460万人 ターゲティングの変更 レジャー市場①アトラクション②テーマパーク③その他の3つで区切り 当初はアトラクション/若者/アトラクション増設 (若者は飽きが早く減少) 変更 テーマパーク/ファミリー/ テーマパークは市場規模が大きい ・関西圏にライバルがいない・ 意思決定者への優先ターゲット主婦、母に焦点を絞った
ターゲティングはしっかりセグメントをして、効率な経営判断をする為に必要不可欠 STP⇒TSP戦略に変化 ターゲットを決め⇒仮説検証⇒セグメント⇒ポジショニング
まだまだ、インプットされていないから、イメージを具体化してアウトプットしてもっと落とし込んでいかないといけない