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北部の都市 イポー旅行(2日目 午前)

イポーの2日目は、近くの鍾乳洞寺院を訪れ、クアラルンプールへの帰路に、初めて訪れることとなる「キャメロンハイランド(Cameron Highlands)」に立ち寄りました。午前中に訪れた寺院に予想以上に時間を要したため、後半の「キャメロンハイランド」では車で通るだけになってしまいました。
次回はじっくりと時間をかけて、茶畑をゆっくりと巡りたいと、改めて心から感じました。

キャメロンハイランドの茶畑

南香茶餐室

有名店で朝食

南香茶餐室

2日目の朝食は、地元の住民だけでなく、観光客にも大人気の「南香茶餐室」で。
イポーの旧市街にあるこの伝統ある喫茶店は、早朝から多くの人で賑わう超人気店です。
ここはイポー名物「white coffee」の発祥地として知られ、常に混雑していて、席を確保するのも一苦労。食事が終わりそうな人の後について待つこともあり、人気の理由がうかがえます。
名物の「white coffee」はもちろんのこと、「飲茶」や「河粉」「Curry Mee」など、美味しいメニューが豊富に揃っています。
私は普段はブラックコーヒーしか飲まないのですが、この機会に名物のwhite coffeeをいただくことに。砂糖を抜いたので、甘さはほとんどなく、飲みやすくてオーダーして正解でした。
「飲茶」のシュウマイと海老蒸し餃子は、クアラルンプールの有名店でいただくものよりも、身がプリプリしていて絶品でした。
ここでの朝食は、イポーのグルメと雰囲気を一気に楽しめる贅沢なひとときでした。

やっと座れた…
イポー名物「河粉」
これぞ名物 White Coffee
飲茶 絶品!
この店頭の餅も美味しい!

極楽洞

パワースポット「極楽洞寺院と禅庭園」

イポー旧市街から車で約20分の場所に広がる鍾乳洞寺院「極楽洞」は、一部のサイトではおすすめされていないこともありますが、個人的にはイポーで訪れた鍾乳洞寺院の中で最も素晴らしいと感じました。
鍾乳洞の広がりは他のものとは比較にならず、垂れ下がる鍾乳石の美しさもここが一番でした。
洞窟の中央には、大きな孔子像がそびえ、私たちを温かく迎え入れます。
効果的な照明のセッティングにより、鍾乳石が黄金色に輝き、仏像や壁画とのコントラストが美しい調和を生み出しています。
奥へ進むと、一気に視界が広がり、広大な庭園が水墨画のように広がっています。この庭園をゆっくりと散策することもおススメです。
極楽洞寺院と禅庭園は、自然と歴史が見事に融合しており、訪れる人々に穏やかで美しい空間を提供しています。

入場料無料です
開口部も巨大
講堂のような広さ
鍾乳石が美しい
この視界もいいね
美しくライトアップされた鍾乳石
鍾乳石と黄金の仏像の調和
いいですねえ
上手いライティング
層が美しい
The 鍾乳石
The 鍾乳石
効果的なライトアップ
洞窟感強いね
上手く撮れたね
何万年かかったんだろう
やっぱり鍾乳石は「白」

禅庭園は静かに散策を

日本の鍾乳洞とは異なり、極楽洞は開口部と出口が比較的近く、巨大な講堂のような鍾乳洞が特徴です。一山か、一丘分の空間がまるごと鍾乳洞になっているイメージです。長い距離を歩く必要もなく、ちょうどよい距離感です。
鍾乳洞から出ると、美しく整備された庭園が目の前に広がります。
緑が輝くように美しいこの庭園は、ゆっくりと散策するには最適な場所です。静寂な空気と美しい自然に囲まれて、心地よいひとときを過ごすことができます。

岩肌
仏教の世界
美しい風景
岩肌と緑のコントラスト
厳かな気持ちになります
野生の猿も気持ちおとなしめ

三寶洞

おすすめに必ず入る名勝

Rapat山にたたずむ鍾乳洞寺院、それがイポーで最も古く、19世紀後半に創建された鍾乳洞寺院「三寶洞」です。
鍾乳洞自体はそれほど大きくないものの、洞窟内に広がる仏や神々の彫像は、神聖な雰囲気に包まれています。
洞屈を抜けると、四方を崖に囲まれた小さな空間が広がり、そこには荒れ果てた中国寺がたたずんでおり、異空間感が満点です。
庭園には、願いが叶うとされている井戸があり、マレーシア有数のパワースポットとして知られています。
たくさんの亀が住み着き、長寿祈願をすることで幸運を引き寄せられるとされています。
井戸で願い事をすれば、その願いが叶う可能性が広がる、そんな神秘的な場所です。

洞窟前の庭園 桂林風
上手い配置しているなあ
開口部は小さめ
仏像も控えめ
荒れ果てた中国寺院
パワースポット
庭園にはカメがいっぱい

小さな祠

三寶洞で出会ったご夫妻の話で、車でわずか1分の場所にもう一つの洞窟寺院が広がっていることを知り、それでやってきたのが「南天洞」です。地図を確認すると、最初に訪れた「極楽洞」と同じRapat山の反対側に、「三寶洞」と「南天洞」が広がっているようです。
日本では、鍾乳洞は多くが自然のままに保たれていますが、マレーシア、特にイポーでは、鍾乳洞が寺院として活用されており、その独特な利用方法から国の文化や価値観の違いを感じることができます。

南天洞は小さなお堂
講堂も一番小さい
迫力ある鍾乳石
鍾乳石がオブジェみたい
壁をちょっと塗り過ぎかなあ

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