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ヴィアマテラス宮崎について

ご無沙汰しております。
今回のnoteは私自身が所属しているヴィアマテラス宮崎という女子サッカーチームついて紹介していきます。

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私は今年の1月に宮崎県新富町に移住してきました。
宮崎県民になって10ヶ月が経った今感じている『ヴィアマテラス宮崎』の取り組みや面白さを記録に残していきたいと思いました。

ヴィアマテラス宮崎の面白さ・魅力さ・取り組みを全部が全部このnoteで伝えるのは難しいとは思いますが何回かに分けて伝えていけたらなと思っています。

ヴィアマテラス宮崎のこれまでの戦績と活動 

2020年12月 「ヴィアマテラス宮崎」スタート
2021年3月  九州女子サッカーリーグ・チャレンジカップ 優勝
       ⇨九州女子サッカーリーグ2部へ昇格
2021年4月  MFA第33回九州なでしこサッカー宮崎県大会 優勝
2021年5月  「持続可能な開発目標(SGDs)」に賛同
2021年5月  MYFA第33回九州なでしこサッカー大会 1回戦敗退
2021年8月  MFA第39回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会 宮崎県予選 優勝
2021年9月  MYFA第39回九州女子サッカー選手権大会(兼 皇后杯JFA第43回全日本女子サッカー選手権大会九州地域予選) 優勝

九州女子サッカーリーグ2部(Qリーグ2部:全9チーム)
現在、6戦全勝で1位。(2021/10/12 時点)
ホームの試合は新富町内にある富田浜公園で開催され、緊急事態宣言のかかっていない7月の試合では400名を越える来場者で賑わいました。
(※2021年の九州リーグは新型コロナウイルス禍の影響により、1回戦総当たりリーグ戦で開催中です。残り2試合。優勝すれば九州1部リーグへ昇格。)

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『サッカー選手×地域おこし協力隊』

ヴィアマテラス宮崎の選手23名のうち、17名は新富町の地域おこし協力隊で会計年度職員として働いています。その他の選手の中には看護師さんがいたり、保育士さんがいたり、大学生がいたり、ママさんがいたり様々です。

宮崎県新富町はスポーツ観光や女性の働く環境づくりにとても力を入れています。
2020年には、テゲバジャーロ宮崎(J3)のホームであるサッカー専用スタジアム(ユニリーバスタジアム新富)が完成しました。2022年にはフットボールセンター(人工芝2面)が町内に完成予定です。




地域おこし協力隊としての日々の業務は、新富町内のスポーツ観光・町民交流・サッカー活動を主に、町内・チームの広報活動やイベント企画、施設管理、農家さんのお手伝いなど様々です。

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↑新富町にある富田浜海岸のビーチクリーン作業の様子

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↑新富町にあるライチ農家様へ訪問の様子(広報)

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↑試合会場で子供達とサッカースクールを楽しむ様子


また私自身が感じている魅力のひとつには個々のスキルアップが出来る環境があることです。
選手はそれぞれ自分自身に必要な資格や興味のある資格取得に力を入れています。例えば、アスリートフードマイスターやスポーツメンタルトレーナーなどそれぞれにあった知識をつけながら、日々の業務の中であらゆる資格取得にチャレンジしています。
「サッカーの経験を活かすこと」「地域おこし協力隊で身につけられるスキル」の両面を磨く環境があるところに最大の魅力があると感じています。

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また、『地域の為の地域から愛されるサッカーチームになる』ということを宮崎に移り住んでからこの10ヶ月の中で1番意識してきました。
人口1万6千人の少子高齢化の進む町で、情報をどう届けるか・町民の方々が何を望んでいるのかを知ることの重要性に気付きました。
まだまだ少しずつではありますが、「地域の花になれ」というチームの掲げたコンセプトのように、町内のあらゆる場所で活躍出来るように取り組んでいきます。

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最後に

私自身、このチームに来た大きな理由は前にもnoteで書きましたが、
チームの立ち上げを経験し、チームの作り方や選手目線では感じられないない新たな発見やチームとしての準備やノウハウを知りたかったという思いがありました。
九州という地で、強豪と呼ばれる高校があるにもかかわらず、卒業とともに県外へ夢を追い出ていく選手がとても多いのは現状です。
そんな選手がまた九州に帰って来れたり、子ども達にとって上を目指せるチームが存在することで、子ども達が憧れるそんなチームを作ることが出来たら最高だな〜という思いでいます。

これまでなでしこリーグや海外でサッカー選手として経験を積む中では『ピッチの中で結果を出す為に日々トレーニングに励む』事を大切にしてきました。
しかしながら、このヴィアマテラス宮崎では、選手はピッチでサッカーをすることだけでなく、営業や広報、ホームタウン活動などチームに欠かせない全ての役割を学び、自分達でアイデアを出しながらチームを作る重要性に気付きました。
そこにまた新たな選手としての価値を感じ、地域に密着したスポーツチームの良さと可能性を感じました。
選手を続けながらこれまで関わる事の少なかったフロント業務とよばれるようなお仕事や地域活性化に少しでも繋がる取り組みこそが私の感じている魅力です。

おしまい💛


We love女子サッカーマガジンの記事で紹介されました!
是非こちらも読んでみてください😁
https://www.targma.jp/js/2021/09/15/post4428/

女子サッカーの明るい未来を切り開く為に少しでも自分に出来るオーストラリアからの発信をしていきます。よろしくお願いします。