2021年7月16日の日記 〜逃避のサウナ、荷物、アラバスタ〜

朝8時起床。河川敷の散歩を2km。体が重くて走る気が起きなかった。低血糖の症状に似ているけど、食事はそれなりに摂ってるので考えにくい。何でだろう。ここずっと不規則に継続してる動悸のせいか。

頭ゴタゴタのまま、昼間の開店直後にスーパー銭湯へ行った。目的は主にサウナ。だが、サウナ室のテレビは五月蝿いワイドショーを映していた。どうでもいい暗いニュースが、どうでもいいコメントと共に垂れ流される。身体のデトックスに来てるのに、精神を汚すようなチャンネルを流すとは、センスの無い施設だな。ーーなどと恨み節を思ってしまう。

高齢者の多い時間帯。人生の重みと疲労感を全身で体現したような先輩方の姿。メンタル落ちてる時に見ると、鉛を飲み込んだような感覚になる。サウナや温泉じゃ落とせないな、このわだかまりは。

サウナ後、休憩室でなぜか『ONEPIECE』のアタバスタ編を読み通していた。このエピソードの連載がもう2000年代最初期だと知って、気が遠くなる。遠くへ来てしまった。あの頃の自分が幸せだったとも思わないが。今のような重荷はなかった。まだ、この重荷を平気で背負える力は付けられていない。いや、「平気」になる日なんて来ないかもしれない。誰しも、人の見ていないところでは息を切らしながら背負っているのだと思う。自分の荷物を。

課題を一つ二つと明日の自分へパスする。明日の今日には同じことで頭を抱えているだろう。せめて酒は飲まず、明日は6時に起きて考えよう。俺の荷物のうまい背負い方を。

ーー

6時起きを習慣づけるため、弟に協力してもらうことにした。毎朝6時20分までにラインを送れなければ、300円を送金するというインセンティヴ作戦だ。原始的だが、これがきっと有効なんだ。


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